まず、はじめに

皆様、初めまして。

私は普段、大阪市内で不動産のエージェントをしております。

このブログは『不動産取引に透明性をびっくりマーク』という強い想いを持って始めました。

 

そろそろ家を借りようかなニヤリ』とお考えの方にとって『簡単・詳細・為になる

そんな情報を提供させていただこうと思います。

 

 

 そもそも仲介手数料って?

仲介手数料というのは『貸主と借主の間に入って手続きをする会社に支払う手数料』のことを言います。

文字通り【仲介】した際の【手数料】です。

 

以前、私が応対したお客様から以下のような質問がありました。

仲介手数料って絶対に支払わないといけないんですかはてなマーク

 

これは...不動産会社側からすると非常に厳しい質問内容でした(笑)ガーン

ただ、こういった疑問を持つのも当然だと思います。

(私自身、業界に入る前には仲介手数料を極限まで値切っていたので...)

 

結論としては『仲介手数料の支払いは”絶対”では無い』です。

絶対ではないですが、不動産会社側にも仲介手数料を請求できる法律的な根拠があります。

『仲介手数料をもう払わなくていいプンプン』ということでは有りません。

 

 

 

 じゃあ、仲介手数料はいくらするの?

私自身も、仲介手数料に関する情報をSNSなどで見ることもありますが、

その中には『この情報は説明が不足してるなガーン』と感じるものや

『集客のための動画なのか、少々大袈裟だなびっくり』と感じるものもあります。

(もちろん、他にも素晴らしい動画や記事もあり私自身もそのような情報を発信していきます物申す

 

さて、仲介手数料に関しては『宅地建物取引業法』に根拠があり、その上限額は『家賃の1ヶ月分+消費税』と厳格に規定されています。

 

(例) 家賃10万円の場合→ 10万円+1万円(消費税)=11万円が仲介手数料の上限

 

仲介手数料の相場としては、家賃の0.5ヶ月分~0.7カ月分といったところです。

 

物件によっては、上限額の家賃の1ヶ月分+消費税を請求することも少なくありません。

※ちなみに、家賃の1か月分+消費税を請求する際は依頼者の承諾が必要となります。

 

 

 

 仲介手数料の交渉って出来るの?

結論から申し上げると、『交渉できますびっくりマーク

仲介手数料の金額については、多くの場合その店舗の責任者に決済権があります。

賃貸なら【店長】の肩書を持ってる役職者がこれに当たります。

 

仲介手数料については、不動産会社によって金額が異なる事も多いです。

 

近年では不動産会社もかなり増加し、お客様の取り合い状態です。

特に不動産賃貸では仲介手数料合戦の様相を呈しております。

不動産会社としては、自社で物件を契約してもらいたいので交渉自体はさほど難しくないでしょう。

 

一番、ポピュラーな方法としては

『不動産会社を複数まわり、価格競争をさせる』というものがあります。

具体的には、以下の通りです。

 

①物件の内覧をする

②申し込みは入れず、『見積書を下さいびっくりマーク』と不動産会社にお願いする

③見積書を貰ったら、別の不動産会社に行って『この見積書よりお安くなりませんかはてなマーク』と相談する

ただし、最初からこの方法を使うのはあまりオススメできません。

理由としては、営業マンに『捨て客』の扱いを受ける可能性があるからです。

 

相見積もり目的で来店されたお客様に対して、親身になってくれない営業マンも一定数は存在します。

 

その営業にとって依頼者が『捨て客』になってしまうと、正確な情報を知ることが出来ない場合もあるので注意しましょう。

仲介手数料に関して値下げを希望の場合には、まず、担当営業に相談するところから始めてみることをオススメしますにっこり

 

『〇〇さんに契約をお任せしたいと考えているのですが、初期費用を安くしてもらえるとスムーズに決断できます。』

『そこで仲介手数料について、下げていただく事はできませんか?』

 

そういう話し方で相談してみると営業マンも上席に頑張って話をしてくれます。

また、その会社で契約となった場合に以後、その営業マンは依頼者のために特別頑張ってくれる事もありますDASH!

その上で、仲介手数料の金額に納得がいかない場合には他社に見積もりを依頼しましょうひらめき電球