中村はるき🎤法的根拠、これは何に基づいて最優秀となったんでしょうか。
答弁)政策判断を行う場合においては、全てが全て法的根拠があるわけではありません。
(省略)政策判断を行い、現在の事務を遂行しているところでございます。
中村はるき🎤見方を変えれば、本市独自のPPP、PFIなわけで、回答義務を生じない制度をやるというのは、客観性をどのように担保していくんですか。
答弁)何らかの法令や例規に基づいて庁舎の募集をしたわけではなく、一般的な解釈論の中で、この提案募集をプロポーザル方式的に募集し、提案をいただいた民間事業者の方々におきましては、どのような観点で我々が評価を行ったかということをお知らせをしておりますので、その辺については提案をいただいた方々につきましての認識は持っていただいているものと理解しております。
中村はるき🎤それでは、PPPとPFIの違いはどのように認識されていますか。
答弁)PFIはPFI法という法律にのっとった手段、PPPというのはPFIや市場化テストなど、さまざまな公民連携の手法を取り入れた幅広い広義的な概念であると認識しております。
中村はるき🎤それでは、最初からPFIにしとけばよかったんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。
答弁)先ほど申し上げましたように、民間からの提案を受けまして、これだったら複合化の公民連携ができるだろうという判断のもと、その提案を採択させていただいたわけでございます。
それを検証する中で、さらに公民連携を進めようと思ったら、安定的にPFI法がありますので、そのしっかりとした法律や基本方針やガイドラインにのっとって事務を進めるのが適切だろうということで、今、PFIでチャレンジしようとしているところでございます。
中村はるき🎤最初からPPPでいくのと、最初からPFIでいくのと全然違うと思うんですよ。PPPって民間からしたら物すごい時間がかかるんですね。コストもかかる、絵を描くから。PFIは事業計画をこっちがつくりますよね、全然違うと思うんですよ。もう一回、PFIでいくならゼロからやったほうがいい案でるんじゃないですか。
答弁)民間からの募集をさせていただいたときは、3カ所の場所でどのような提案をいただくのかというのが、かなり未知数な状況でございました。
もしPFIで最初からするとすれば、やはり場所を特定したり内容をある程度特定したりしませんと、民間事業者からの提案が非常にぶれてまいりますので、法律の縛りにのっとるのではなく、柔軟な対応で募集を含む応募をしていただく環境を整えるほうがいいとのことで、PFIの枠に当てはめなかったことが、今となってはよかったのではないかなと思っております。
PFIの手法を採用しようとしましたのは、先ほど来から申し上げましたように、民間事業者様からの提案を受けて、この手法を採用したほうが望ましいという判断で、後々にPFI法を使った手法が適当だろうということで、今、事務を遂行しているところでございます。
中村はるき🎤その経過というのを僕は言うてるわけじゃなくて、基本的な議論ではなくて、何に基づいたかという論証の議論をしているんですけれども、では、最優秀を決定した過程において、第三者、例えば商店街の方々、住道ですから、地元地域の方々、PFI、PPPに詳しい方々、そうした方は参加された決定モデルだったんですか。
答弁)特に今おっしゃられましたPFIで申し上げますと、専門委員の中に、日本PFI・PPP協会の方に御意見を頂戴をいたしておる。
それから、公益財団法人公共建築協会というところがありまして、そちらの方にも専門委員になっていただきまして御意見を頂戴し、その内容を参考に、戦略会議に諮ったところでございます。
中村はるき🎤市民の方々、商店街の方々、地元地域の方々はどうですか。
答弁)市民の方々は、この中には入っておりませんが、今現段階で基本計画を策定しているところでございます。基本計画を消防跡地及びその周辺地で策定することにつきましては、戦略会議で決定をいたしましたが、市民の皆様方にビジョンを示させていただきまして、なぜあの場所で庁舎を建てようとするのか、どのような内容の庁舎が来ようとするのか、そういったことを丁寧に説明をさせていただいた上で、次の実行の展開に結びつけていきたいと考えております。
中村はるき🎤役所の仕事、そして役所の商品って何だろうと考えたとき、この庁舎というのは何を売ってるんでしょうか。
答弁)行政サービスを提供する拠点となる場所でございます。
中村はるき🎤時間もありませんし次回にいたしますけど、日本のPFIの事業というのは7割がサービス購入型で独立採算は5%以下です。「役所の仕事や住民サービスの向上など、誰がどうやってはかるのか、それをわかる人なんて、この行政職員にいない。」、こんな言葉がある。
役所の仕事というのは、一番PFI、PPPから遠いものであります。
ぜひ慎重に検討していただきたいと思います。
私が問題だと思うのが、
市民の声を聞いていないこと
制度や枠組み、根拠が後付けとなっていること
なぜ優秀なのかという数字的論拠が何もないこと
PFI可能性調査を精査しないとわからない面もありますので、注視していきたいと思います。
なお、予算委員会でも関連の質問をしており、旧消防署跡地の普通財産貸付、随意契約の貸付算出根拠が市場価格より2割ほど安い「相続路線価」であるので、より高く貸し付ける方法を探るべきだと質疑をしました。
次の20日の一般質問でも市民方々の関心が高いので、取り上げます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご感想、ご意見はこちらまで❗
facebookアカウント
https://www.facebook.com/haruki.nakamura.58958
twitterアカウント
https://twitter.com/nakamuraharuki1?s=03
ご相談、ご連絡はこちらまで↓
大東市議会議員 中村はるき
「政治に未来の声を。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー