自分の未来はコントロール出来るか?
これまで様々な研究がなされてきました。
結論から言うと、人生は偶然の積み重ねで成り立っていくものです。
ではその偶然をコントロール出来るか??
スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱する「計画された偶発性理念」というキャリア理論があります。

流れ星「計画された偶発性理念」要旨
星個人のキャリアは8割は予想しない偶発的なことによって決定される
星偶然を計画的に設計し、キャリアをよりよいものにすべき

流れ星そのための指針
星好奇心
絶えず新しい学習機会を模索し続けること
星持続性
失敗に屈せず、努力し続けること
星楽観性
新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
星柔軟性
こだわりを捨て、信念・概念・態度・行動を変えること
星冒険心
結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

自らのキャリアや仕事の仕方を考える上で参考になる年代ごとの仕事での在り方を示す英単語の頭文字をとった「VSOPモデル」と言ったものもあります。

流れ星20代
20代は、バイタリティ「Vitalitya=活力」の時代。
とにかく動くことが使命の20代は有り余る時間があるので失敗を取り返すための時間があります。
与えられた仕事をこなしていくことで初めて自分にはどんな職種が向いているのかというようなことが分かり初めてきます。

流れ星30代
30代は、スペシャリティ「Speciality=専門性」の時代。
20代の経験を基に得意なことを磨く時期です。高いレベルの専門性まで持つことが望ましい。

流れ星40代
40代は、オリジナリティ「Originality=独自性」の時代。
自分ならではの仕事を展開し、独自性を発揮していく時期。

流れ星50代
50代は、パーソナリティ「Personality=人間力」の時代。
組織や部下を束ねるための人としての力が問われる時期。

将来を切り拓くキャリアを考える上で、20・30代のうちにいかに意識的に経験を積み上げるか。
偶然のキャリアを自分のものとして運命を手繰りよせる。
クランボルツ的に言うと、将来の8割が偶然ならば、先のことで悩んでも仕方がないとも言えますね。5つの指針とバイタリティ。正しく。
『僕たちは前進を続け、新しい扉を開き、新たなことを成し遂げていく。
なぜなら、好奇心が旺盛だからだ。
好奇心があれば、いつだって新たな道に導かれるんだ。』ウォルト・ディズニー

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大東市議会議員 中村はるき
「政治に未来の声を。」
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参考文献:「「一緒に働きたい」と思われる心くばりの魔法」櫻井恵里子著(サンクチュアリ出版刊)

参考文献:「ミライの授業」瀧本哲文著(講談社刊)