す べ て の
コ ト バ に
愛 が あ る 。
コトバ家 吉井春樹（ってこんな人？）です。
コピーライター、クリエイティブディレクターを経て、
写真詩集を出版。詩人、エッセイスト、などの傍ら、
コトバの自己表現トレーニングの「コトトレ」主宰。
コトバを怖く感じた経験はありますか。
親から高圧的に怒られたときに、
コトバを怖く感じた。
上司に威圧的なコトバで
命令されたときに
コトバを怖く感じた。
お客さんから
怒りのクレームをもらったとき
コトバを怖く感じた。
SNSなどで飛び交う
冷酷な物言いにたいして
コトバを怖く感じた。
この世界は
素敵なコトバで溢れる一方で、
コトバが怖いと感じる経験を
したことがある人も多いものです。
子どものころの経験だったり
つい最近の経験だったり
そのコトバを怖いと感じる経験によって、
他人からのコトバがなるべく
届かない場所に隠れようとしたり
顔色や声色を伺うようになったり
自分のコトバを発さなくなったり
ということもあるかもしれません。
コトバが怖い
というのは
人が怖い、世界が怖い、
というのと近しいです。
でも、
コトバに対して
怖い想いをした場面において
きっと、あなたは悪いわけじゃない。
悪いわけじゃないのに
怖い想いをしているんです。
だから尚更、
どうしていいかわからず
怖いものが、さらに怖いものとして
どんどん妄想が膨らんでいってしまう。
コトバは怖くないよ、
とは言いません。
怖い人にとっては
やっぱり怖いものですし、
僕にとっても
コトバの使い方が
怖く感じる人もいます。
だから、
コトバへの恐怖感が
少しでもやわらげられる
怖いままでもだいじょうぶだと
思ってもらえることって
何があるのかな、と思いました。
それは、
コトバから自分を守る、
その方法を身につけてもらう
ということなのかもしれません。
コトバに対して
無防備すぎたことによって
傷ついた過去があるのかもしれません。
コトバに対して
無知だったことによって
傷ついた経験があるのかもしれません。
それは
悪いことじゃないんです。
だからこそ
自分で自分を
コトバから守るための
コトバの扱い方、というのがあるのですね。
コトバに傷つかない人、
コトバの危ない目に合わない人、
炎上や批判がこない人
コトバのトラブルが起きにくい人
クレームがきても大丈夫な人
高圧的なコトバを発する人に事前に気づく人
上手に逃げられる人、
上手にほどける人、
コトバの呪いから解き放たれてる人
コトバに自由な人。
そういう人は
自分のコトバも自由です。
自由だからといって
人を傷つけるわけじゃなくて
自由にコトバで愛情表現している。
そういう人が
増えていくといい。
弱い人が弱いままで
でも自由にコトバを
楽しめるのがいい。
そう信じて、
伝えていきたいものです。
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コト 記事中にいいコトバをみつけたら、
トレ コトバハントを！（ルパン気分で）
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