「未婚の母」の子が父に認知されると、

空欄となっていた戸籍の「父の欄」に、

父の氏名が記載されます(戸籍の用語(67) )。

空欄となっていた戸籍とは、「未婚の母」の戸籍です。

 

「未婚の母」の子が父に認知されても、

「未婚の母」の子は、「未婚の母」の戸籍に入り続けます。

「未婚の母」の子の認知に関して登場する戸籍は、2つです。

①「未婚の母」の戸籍

②「未婚の母」の子の父の戸籍

 

父が子を認知しても、子は①の戸籍に入ったままです。

認知されても、子は②の戸籍には入りません。

①の戸籍には、「未婚の母」の子が、認知された旨が記載されます。

②の戸籍には、「未婚の母」の子を認知した旨が記載さます。

①の戸籍の「未婚の母」の子の「父の欄」に父の氏名が記載されます。

 

つづく…