転籍には、
①管内転籍
②管外転籍
の2種類があります。
違いは、「転籍した後の市区町村」です。
転籍する前・転籍した後が同一の市区町村であれば
「①管内転籍」です。
転籍する前・転籍した後が同一ではない市区町村であれば
「②管外転籍」です。
「①管内転籍」の特徴は、
・新しい戸籍は作られない
・戸籍の本籍の欄が書き換えられる
・戸籍の戸籍事項の欄に転籍した旨が記載される
です。
「②管外転籍」の特徴は、
・新しい戸籍が作られる
・転籍する前の市区町村の戸籍は除籍される
です。
最後に重要なポイントを1つ。
「②管外転籍」した時に、「消えてしまう項目がある」という点です。
「②管外転籍」をした場合。
転籍する前の市区町村にある戸籍は除籍されます。
転籍した後の市区町村で「新たな戸籍」が作られます。
「新たな戸籍」が作られる時に、「消えてしまう項目」
(「引き継がれない項目」・「転籍する前の戸籍から
移記されない事項」とも言えます)があるので
要注意なのです。
つづく…