高齢者と圧迫骨折~リハビリの現場から~ | 言葉で病気を予防する!言葉の習慣改善アドバイス

言葉で病気を予防する!言葉の習慣改善アドバイス

作業療法士歴約20年,リハビリ件数60000件の経験を持つ。長年働いて気づいたこと、それは言葉習慣が生活習慣に影響し、病気や人間関係にも影響するということ。あなたの生活習慣は言葉の使い方で改善できます。ことばの力で生活習慣を変化させ、健康な体を手に入れましょう。

こんばんは。病気の予防は言葉から、ことばの力で未来を変える生活習慣改善パートナーのはるです。

 

今日は、リハビリの現場のお話をしたいと思います。

 

高齢者によくある骨折の一つに圧迫骨折があります。

滑って、転んで、尻餅ついて、胸椎・腰椎圧迫骨折!!って、

高齢者の骨折ではメジャーです。

 

圧迫骨折では、ベッド上での安静で疼痛の管理をしながら、コルセットを着用して活動することが大切になります。

コルセットをして動いてよいといっても、痛くて起き上がれない人もいます。

高齢者では、円背のためコルセットが苦しくて、認知症がある人はコルセットを外してしまう人もいます。痛いし、苦しいし、動きたくないし・・・

 

私でも痛みがあったら起き上がることに億劫になると思います。

高齢者であればなおさらです。

 

入院した高齢者では、起き上がらない⇒体力低下⇒ベッドサイドでの動作しかできない⇒室内トイレに行けない⇒自宅に帰れない

ということにつながりかねません

それでも、もともと動いていた人は怪我をしていても元気になりやすいです。

リハビリは入院前にどんな生活をしていたかが基準になります。

 

怪我にならないための日々の運動、食事、睡眠の生活習慣

怪我になった時のための、怪我になる前の生活習慣

全ては生活習慣につながります。

 

毎日を大切に過ごしましょう!