さて、何故今回は産休、育休を取らず、退職することにしたかというと、実はこの産休育休制度は保育園始まって以来、活用するのは私が初めてでした。というより、私が妊娠ときに出来た?といっても過言ではない。
というのも、結婚したら大体の先生はその年度の末に退職していたり、結婚が決まったら退職していたりというのが流れのようになっていた。今では考えられないが、私立保育所だと10年以上昔はそういうところもあった。公立だとその辺はきっちりしていて3年ぐらい育休も取れるそうだが。
話は逸れたけど、こうしてできたてホヤホヤの制度を使い、1人目の時は1年休んで復帰した。
仕事復帰編でも書いたが、正規職員だったので復帰すると同時に早出、遅出は普通に始まり、早い日はこどもが寝ているまま車に乗せて実家へ行き、預け、遅い日は寝ているまま車に乗せて連れ帰る。もちろんこんな日ばかりではないが、そういうことは普通によくある。9時を過ぎる日はそのまま実家で泊めてもらったり、そんなことをしながらも子どもは大きくなっていきました。土曜日の出勤、行事前の残業…他の先生たちと同じようにこなしました。
二人目を妊娠し、身重の体でそれをこなしていると、「もう、しんどいな。これは二人になったとき無理かも」という気持ちになりました。
私は器用ではないので、仕事とプライベートの切り替えや割りきって仕事をするということがなかなか出来なかった。他の先生方が残業していたら例え自分の仕事は終わっていても先に帰るとか、そういうのが出来ず、同じように最後まで手伝ったりしていて、結局それが自分の子育ての時間を減らしてしまうことになって…
それで、二人目を出産、子育てするときに復帰のことを考えなくてもいいように、仕事を一旦リセットすることにしたのです。