つづき
昨日A君からメールがなかった。
もう一度A君と話してみるので、先生との話を待ってほしい。
おぼっちゃまが今朝そう言うので、待つことにしました。
仕事を終え家に帰ると、いるはずのがいません。
話を聴きたいのに～と思っていると、なにやら外で声が・・・
あわてて飛び出すと、が友達に拉致られ歩いているではありませんか
名前を呼びましたが、だれも気づきません
家に戻り上着を着て、携帯を持って深呼吸
近所のコンビニに向かうと、お友達二人を発見
「は？」 「え？家にもどらなかったですか？」
会ってないし～と思っていると、トイレからが出て来ました。
「～どうなったか話してくれる？」
するとA君を含め３人の友達はふら～
といなくなりました。
「お金はドル札で返してもらったから、あとはどこかで替えればいいから
」
終わったふうです
「だめ～返すのならちゃんと円じゃないと
A君いたよね。呼んで来ていい？」
逃がしてなるものか～
追いかけました。
３人で歩いていたので、
「A君こんにちは。ちょっと話がしたいんだけど。いいかな？お友達といっしょがいい？」
A君はいない方がいいと言って、話すことを引き受けてくれました。
の待っているコンビニに向かう途中、A君はまず二人で話したいと
私と話しをし始めました。
A君は１２０００円を返します。お年玉で返す。
遊びのつもりで隠したのに見つからない。
お兄さんは別の友達の家にお金を置いたようだ。
このことは親には絶対知られたくない。
もしばれたら、また殴られ今度こそ施設に入れられる。
親のいる家には帰りたくないが、友達とは離れたくない。
責任を取るとは、反省し二度としないことだと思う。
などたくさん話してくれました。
も話しました。
お金はすぐにでも円で返して欲しい。
金額が大きいので親に相談したほうがいいと思う。
親はやり方は間違えてるかもしれないが、正しい方向に育てたいと思っている。
それでも暴力はいけないと思う。
どんな親でもA君の人生だから、親のせいにはできない。
もしそこから抜け出したいのなら、きちんと相談しないといけない。
私は先生と相談したい。
このことは失敗だから謝り、現状復帰し、責任を取ることが、A君のためになると思う。
などたくさん意見を言いました。
A君がもっていたアイスがぽたぽた溶け落ちます
この話を信じるかウソだどするか
彼の中にある輝きを信じ、関わった大人として彼を援助したい。
そう思いました
またまたつづく