小春日和
蒼を突き刺す
クレーン
あまりにも
日差しが痛くて
あまりにも
眩しくて
空を仰ぐ
今夏は
記録ずくめ
そんな
季節を感じ
時は飛ぶように
流れていく
ここは
やっぱり
心の羽を
休める場所
ただいま
空を見上げる
新緑が縁どり
蒼が目に染みる
Tシャツに
お気に入りの
ブラウスを羽織り
散歩へ
風が心地いい
昨日の雨に洗われ
みどりが輝き
みどりが歌う
明日から
5月
また
大好きな季節が
巡ってくる
春という季節は
儚い
桜の花びらが
集まり
桃色の
道となる
幾つもの
花の命が
一本の
道となる
何処までも
何処までも
舞い行く先は
風に任せ
身体を寄せ合う
私も
自然に
あるがまま
自分らしく
身を任せて行こう
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