小春日和 -2ページ目
空を見上げる
新緑が縁どり
蒼が目に染みる
Tシャツに
お気に入りの
ブラウスを羽織り
散歩へ
風が心地いい
昨日の雨に洗われ
みどりが輝き
みどりが歌う
明日から
5月
また
大好きな季節が
巡ってくる
春という季節は
儚い
桜の花びらが
集まり
桃色の
道となる
幾つもの
花の命が
一本の
道となる
何処までも
何処までも
舞い行く先は
風に任せ
身体を寄せ合う
私も
自然に
あるがまま
自分らしく
身を任せて行こう
今朝
グッと冷え込む
窓を開けると
ピーンの張り詰めた
冷たい空気
自分のことで
自分の周りで
精一杯
もっとおおらかに
捉えたい
もっと柔らかな心で
捉えたい
他人に花をもたせよう
自分に花の香りが残る
斎藤茂太

