人生の半分くらい生きているのですが、自分のことなのに数年前まで気づかなかったことがありました。
私はお友達や人とお話するのは大好きな方なのですが、大人になっても何故だか自分の本心や本当の気持ちを言葉に出すことにずっとためらいがあったんです。
そのことについて深く考えることなく生きてきたのだけれど、心のどこかに引っかかっていたのです
そんなある日、昔の小さい頃の出来事を思い出しました。
保育園の年長の時のクリスマスイブ
一つ下の妹と一緒にサンタさんにプレゼントのお願いの手紙と靴下を枕元に置いて二人でワクワクしながら眠りにつきました
当日の朝にワクワクしながら妹と靴下の中を見ると、そこにはなんと…
大きいミカンが二つ入っていました
期待していただけに、めっちゃがっくり
妹と母のところに行って、サンタさんのプレゼント「何でミカンなの〜」みたいなことを言った記憶があります。
母が「そうかー残念だったね…」と言いましたが、一瞬ふと寂しそうな顔をしたのを見て子供ながらにそれ以上言ってはいけないような気がして黙ってしまったのを思い出しました。
大人になって、妹ともその話をして2人で
「そうそう‼︎あの時はショックだったよね〜ミカンは無いよねw」「うちにはサンタは来ないことを知ったよねー」と笑い話になっていたのですが、ふとした時に思い出すのです。
その時に何故だか、「あーあの時に私が決めたんだなぁ…」と思ったんです。
私が本当の気持ちを話すことに何故だかためらいがあることの意味。
「きっと本当の気持ちを口に出したら、お母さんが悲しんで泣いちゃう。って思ったんだよね…」
たぶんその時から
「本当の気持ちを口にする=誰かが悲しむから言わないでおこう」のマイルールが出来たのだと思いました。
その後母と私と妹で、クリスマスミカン事件の話
をした時があり、「期待していたのに、ミカンはショックだったよ」とその時の気持ちを言うと、母が「そんなこともあったわね。あの時はお金も無くて田舎で他に何もなかったから近くにあったミカンを入れたのよ〜w」って
確かに、家にお金が無いのは知っていたし、母は
毎日本当に頑張っていた。
でも私の記憶と噛み合わなすぎて、
[なんだか軽い⁈エアリズム並に軽すぎる]
その件を通して、
親の心子知らず そして 子の心親知らず
伝えたことが伝わる。とも限らない…
を目の当たりにした瞬間でした。
でも今は[自分の本心を言っても誰も悲しまない。
だから言ってみても大丈夫]
[私が私の本当の気持ちをちゃんと聞いてあげる]
にマイルールをアップデート完了です
自分でもすっかり忘れてしまっている記憶の中に決めてしまったこと。まだあるかもしれないですが一つ一つアップデートしていこうと思います
最後まで読んで頂き有難うございました