月見草 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)



中秋の名月。

昨日は満月。

一昨日見上げた時には
雲が勢いよく流れて
隠れたり出たり。

月が凄いスピードで
動いているように観えました。

本当は雲がスライドして
お月さまの手前を流れているだけ。

一瞬錯覚します。

嗚呼満月だなぁと想って。

昨日は中秋と昼間知り
夜には、もう忘れていて。

月は撮れませんでしたが。

今朝、出勤途中。

勤務先付近で
一際黄色を発色して、

月見草が
まだ眠らずに
咲いていました。

ひとつだけ。

あとはみんな萎んで。

以前にも描きましたが。

小学生の頃。
お小遣いはみんな
駄菓子屋さんに貢ぎ。

せっかくの母の誕生日に
プレゼントが買えない。

一生懸命月見草の絵を
画用紙に描き

詩を添えて。

夜、月あかりにひっそりと咲く、
優しい月見草みたい。

卵焼きのにおいと
薄いお化粧のにおいと。

みたいな。

母がウルウルして
喜んでくれて。

やった!と思ったら、

嬉しいけれど
においの漢字が違うと。

臭いじゃなくて、匂いよと。

子供ながらに
愕然とした思い出。

漢字違いで
くさいになってしまう。

そんな教訓。


昨日月が撮れなかったんでしょう?

そんな風に
萎むのを
待っていてくれたみたいに。
たったひとつだけ。
綺麗に咲いて。

無為自然の贈り物。




      薔薇

おはようございます。

生憎の曇り空。

濃いグレーの鱗雲の切れ間から
時折太陽が覗き、

電車の中から観えた空は
秋らしい静かな空でした。

今日も素敵な一日に
なりますように。



Happy!ニコちゃん四つ葉ハート

春風

ひよざえもん ラブラブ

写した時は何も考えていなくて、
小さな黄色の花としか。

後で、あぁ、朝の花は月見草だ
と思い出したんです。
調べたらやはり月見草。

私が見落としてしまった
夕べ中秋の名月を観た花。

月見草が教えて。