再・「時」2010.07.29 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




旧blog「神様がくれた宝物」2007~より。


「時」2010.07.29


若い頃には 時は わたくしの 前だけにあった

歳を重ねる度に 時は 過去へ膨れ上がる

季節の 移り変わりの 早さを思い

時の流れの早さが とても切なく思える時がある

時はやがて 大切なものの 命を持ち去り 我が身を ひとり取り残した

そして いつかやがて わたくし自身も 誰かを 取り残して ゆくのだろうか

できれば それは ずっと遠い先であれ と願いながらも

時は無情なほどに 流れ去り

こうして 思っている今でさえ その直後から過去に 変わってゆく

足音さえ立てず ただ静かに 流れ去る時

無情ではあるけれど 優しくもある

今この時 一瞬一瞬に 降り注ぐ 煌めきと 幸せと 穏やかな その時時を

しんしんと 降り積もる 雪のように

一日一日

一月一月

一年一年

静かに 重ねてゆこう

やがて 過ぎ去った 膨大な時の流れが わたくしに 優しく 微笑みかけて くれるよう

大切に大切に 重ねてゆこう


08.6月
ファイル.jpg




今も変わらずにずっとそう思っている。






~*~*~*~*~*~




こんなささやかな幸せを九年以上も毎日毎日延々延々大の大人たちが脅かし続けている鬼●悪●たち。