「神様のカルテ」 心に残った言葉 | haruログ

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社会人を経て看護学生になったアラサーの日常をダラダラと垂れ流すブログ。たま~にまともなことも書くかも???
守秘義務があるので、もっぱら趣味や日々の出来事について書きまーす!看護について質問あれば答えますv


 

「神様のカルテ」見ました。

この映画を知ったのは最近のこと。周手術期の授業で知りました。緊急医療の現場を知ってもらおうと先生が一部を掻い摘んで見せてくれわけです。てか、宮崎あおいがいるではないかっ!(´∀`*)見ないでかっ!

全部見たいとおもいつつ、勉強が忙しくて気づけば夏休み。やっとこさ見れました(´∀`;)

感想:いい話でした。実際の医療現場とはだいぶ違った場面もあったけど、寂れた旅館やそこに住まうイチやハル、学士、男爵。病院には古狸と呼ばれる貫田先生や看護師たち、それぞれが持つ葛藤や味ある一面。穂高が見える私が好きな長野が舞台であったり、この世界観は一度で大好きになりました。看護学生の自分だからこそ刺さる言葉やシーンがいくつかあったように思います。

 

で、勝手ながら心に残った場面やセリフを起してみます。

個人的に気に入った場面です。

 

・貫田先生&イチ「“智に働けば角が立つ”“情に棹(さお)させば流される”“意地を通せば窮屈だ”“兎角(とかく)に人の世は住みにくい”」

・次郎「おい お前いいのか?35時間労働行ってこい。」

・東西「そばで背中をさすってあげるしかない時もあんの。無力な自分を認めなきゃ続かないよ。この仕事。」

 

・東西「そんな顔で病室入んじゃないよー」

 

・ハル「イチさん。おかえりなさい。」

  イチ「ああ」

  ハル「・・・何か 悲しいことがありましたか?」

 イチ「案ずるな。これが私の仕事だ。」

 

・神社にてずっとお願いするハルを見て

 イチ「長いお願いだ・・・」

 ハル「一さんの背負う荷物を軽くしてもらうようにお願いしました。

 

・医大の食堂で砂糖とミルクをコーヒーにたっぷり入れる次郎を見て…

 イチ「それ コーヒーの味するんですか?」

 
・(イチからの医大の感想メールを見たあと)
 ハル長い・・・

 

・(先日言ってしまったことを謝罪に来た水無)
 水無「―中略―私なんて勤務の時だけ働いて、終わったらすぐ帰ってるくせに。
 イチ「当たり前だ看護師まで寝ずに働くようになったら、そんな病院、怖くてやってられん」
 水無「よくわかりました、結局、皆さんの足を引っ張っていただけなんですね。」
 イチ君が田川さんのそばにいるとき、緊張が取れてよく眠れたようだ・・・。私にはできない役割だよ。要するに君は大したものだった。田川さんにとって、結局とか結果的にとか、そんな言葉重要じゃないよ。

 

学士「そんなドクトル(イチ)が泣き虫を返上して立派な医者になった。」
 ハル「泣いてますよ、いまも。ただ、涙を流さなくなっただけです


・イチ「ハルは私が死んだらどうする?・・いや、患者さんのひとりがもう亡くなったはずのご主人の話を、楽しそうにするんだ。ハル も、私が死んだら、あんなふうに話してくれるか?」
 
 ハル「お断りです。わたしよりも先に亡くなったら、イチさんの悪口言いまくります。それが嫌なら、私より一分一秒でも長生きしてください。ね、イチさん? 

 イチ(笑顔でうなづく)

 


・次郎「でも、あれだ、一人の患者に入り込みすぎるな。」

 

・学士「子供の時間を卒業して社会に出るよドクトル。僕らの中で夢の先に立てたのは君だけだ。頑張ってください。」
 イチ「違う。確かに医者になった。けど・・・何を頑張ればいい?毎日 働いても,手からこぼれ落ちていく、すくっても、考えないようにしても、がこぼれ落ちていく、こんなはずじゃなかったのに、毎日迷ってるよ、これでいいのか、自分のなりたかった医者とは、こうだったのかと。でも、やり続けてわかったことがあるよ 学士殿。学問を行うものに必要なものは気概であって 学歴ではない。熱意であって 建前ではない。学問を究めようと思うなら、農作業の合間にだってできるはずだろ!どんな有名な人の書いた文章なんかより 私は、君が書いた論文が読みたい。誰に恥じることなんかないよ。僕たちが過ごした8年は無駄じゃないんだ。」
学士「ニーチェは言った。“苦しみをともにするのではなく、喜びをともにすることが友人を作る”一生忘れません。」

  


(イチがどうして写真を撮るのかハルに聞いた後)
 ハル「それで?今夜のイチさんは何を迷っているんですか?フフ、だいじょーぶですよ、イチさんは。大丈夫です。

 


・イチ「貫田先生はどうして医局をやめたんですか」
貫田先生「こっちのほうが楽しいし!研究は向いてなかったんだね!」
  イチ「楽しい?」
貫田先生「死にかけてる人間を!なんとかして助ける!グリーン脇のね、バンカーから・・・クーンッ!直接 カップインさせた時よりドキドキするよッ!ヒヒヒ・・・」
  イチ「聞かなきゃよかった・・」
貫田先生「悩め!悩め!悩め!悩まない若者は、生意気だぁ~!

 

 

・イチ「私はつくづく、私がわからなくなりました、自分が何をしたいのか、どうしたらいいのか、わからなくなりました。」
 男爵「そんな事わかってる奴の方が少ない。昔 ある仏師が無造作にノミを使って、見事な仁王を掘り出していた。それを見物人が褒めたところ、仏師は言ったそうだ。“私は仁王を掘り出しているのではない。木に埋まってる仁王を掘り出しているだけです”ってね。・・・本当はドクトルの中に、もう答えはあるのではないか?


・安曇「つなげると“正”って字になるわ。いち
()…と()…。」「生きていると気持ちが前へ前へと急いでしまうけど、本当に大切なことは、一番 最初のところに、あるのかもしれない。ね。いち…と…」

 

・貫田先生「なーんだ。あいつの予想通りだな。栗ちゃん(イチ)はオレに似てるんだって。あの後、高山が言ってたよ。こりゃ栗原先生にフラれたなって。言っとくけど後悔するよ。」
  イチ「え?」
貫田先生「オレは後悔している。研究を続けていれば、オレがああなってたと思うと、残念で仕方がない。在野の道は苦しい。この激務が一生続くと必ず気が滅入る。(肩を叩く)バカだなぁ!栗ちゃんは!フフッ・・

 

・イチ「ずっと、あの神社に願掛けしていたのか?」
 ハル「ハイ」
 イチ「しかし…あそこは子宝の神様ではないが…」
 ハル「いいんです。神様は神様ですから。
 イチ「フッ。。。そういうものか。」
 ハル「ハイ。ちゃんと、神様に届いたでしょ?」
 イチ (ウン)


続編も出るみたいですな~。続きが楽しみです!(*´∀`)