腰痛といっても色々とあります。
確かに、腰そのものが疲れている場合もありますが、腰に負担をかけるような身体の歪みがあった場合、腰を触っても十分に治ることはありません。
数ヶ月ぶりに来院された40代女性の患者様。
私「確か、以前1回だけ来られた方ですよね??」
患「はい、前来た時すごく良かったんで♪」
私「今日は、あちこち痛いところがあるようですね」
患「今一番気になっている症状は右膝なんですが、腰から来てるんじゃないかという感じがあります。あとは首・肩こり…」
私「じゃあ、早速検査していきますよ」
膝を触っていくと、腓骨頭(脛の外側の細い骨のてっぺん)に違和感がある。
私「この部分が左に比べて痛いか違和感があるでしょう?」
患「あ、確かに痛いです」
私「おそらく足首が原因で膝も腰も悪くなっていると思いますので、足首を調節しますね。」
足関節を構成する骨の1つで距骨が歪んでいるので、脛骨と腓骨に捻じれを生じて、膝関節や腰に負担をかけている。
私「さっき触ったところを同じように触っても違和感がなくなっているでしょう?」
患「あ、ホントですね。」
あとは、実際に腰が痛くなくなっているか確認して終了