思い込みの限界を、超えてゆく。 | はるかぜそよそよ♪ニットソーイング教室「はるそら」

はるかぜそよそよ♪ニットソーイング教室「はるそら」

ニット生地専門のソーイング教室。
福岡県みやま市の田園風景の中にある、少人数制のアットホームな教室です。
初めての方でも驚くほど短時間で洋服が作れるようになります。

2023年が終わりますね。

みなさんにとっては、どんな1年でしたか?

今年もいろんなことがありました。

(振り返りと、自分の中での覚書として残しておきたいので、思ったことをつらつらと。

長文です。お時間のある方は、どうぞお付き合いくださいませ。)

 

悲しかったこと

今年の初めには、生徒さんがお亡くなりになるという、悲しい出来事がありました。

ここ数年はお孫さんのお世話などで忙しく、お休みされていました。

「1月から復帰しようと思っていたけど、余命宣告されちゃいました!」と、明るいラインをもらって、ちょうど1か月後でした。明るくてとても元気な方だったので、信じられなくて、、、。

四十九日が終わってから、お参りに行きました。遺影のお洋服は、自作のものでした。棺の中のお洋服も、ご自分で作られたチュニックだったと聞き、涙。

 

 

初めての挑戦。

3月には、はるそら単独での、初めての作品展開催にチャレンジしました。



何度もへこみつつ、心が折れながら、それでもみなさんのご協力のおかげで無事に終えることができました。

作品展に出す、という経験が、ほとんどの方が初めてだったので。

その時のことを思い出すと、今でも苦しい・・・(笑)

 

 

挑戦の、その先へ。

そして、作品展の先にあるファッションショー。

今年は、生徒さんと一緒に出演できたことが、すごく貴重で楽しい経験でした。


(去年に引き続き、連続出場だったので、はるそらさんだから特別扱いで出れたんでしょ?みたいなことを、よその方がささやいているのを耳にしました。

作った人の名前を伏せて審査は行われているので、特別扱いは一切ない、とのこと。

それに、連続出場している方を、何人も見かけました。

こうやって、知らない間に人の念を受けてしまうのですね~。怖っ)



一緒に行った生徒さん、実は一人で飛行機に乗るのは初めてだったのです。

今はスマホでチェックインになっているし、帰りは別々だったので、一人で帰らないといけない。

不安要素がたくさんあったと思うけど、「行きます!」と即答してくれたんですよ。

しかも高いところが苦手なのに、スカイツリーに付き合ってくれたり。

飛行機は、「乗り方を覚えたら一人でも行けるようになるから。」

スカイツリーは、「自ら行こうとは思わないからこそ、せっかくの機会だから行きます!」

と、なんとも前向きな姿勢に感心しっぱなしでした。

 

 

思い込みの限界を、突破する。

それから9月の立山黒部アルペンルートのツアーに参加して思ったこと。

まあまあハードな行程だと思うんですね。

バスの移動距離も長いし、自力で階段上ったり歩く距離も結構あるし。


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そんなツアーに高齢の女性二人組が参加されていて、すごいな~と。

果たして、私がその年齢になってこのツアーに参加できるだろうか?と考えました。


そこで気づいたんです。

年を取ったらこんな旅行には行けない。無理。と思い込んでない?と。


行けなくなる人がいるのも事実、だけど、こうやって元気に参加している人もいる。

それなら、元気な方のおばあちゃんになればいいじゃないか!

と、ふと思いました。


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年を取ったら旅行に行けない、と無意識の思い込みがあったら、本当にそうなりますよね。

無理、と思ったらそれ以上のことはできないし。

 

無意識に、限界を決めていたことに気づかされました。


ファッションショーに一緒に行った生徒さんのように、いくつになっても初挑戦を恐れない自分でいたいと思ったし、元気に動き回れる身体でいたい。

 

 

優しい世界。

それから、今年は10周年ということで、お祝い会を開いていただきました。


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もう、ほんとに、上手く言葉で言い表せない。感謝の気持ちでいっぱいです。

こんなに優しい世界があるんだなぁ、、、と。


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私にとって生徒さんたちは、

「好き」を共有できて、楽しくて、いっぱい笑いあえる大切な存在です。

 

・・・・・・・・・・・・

 

喜怒哀楽、いろいろな出来事があった1年でした。

いろんな体験を通して、無意識の思い込みで壁や上限を作っていた自分に気づいたことは、とても大きかったです。

それらを取っ払い、超えて行けば、世界はもっと広がる。

楽しくて、ワクワクする世界を、自分で作っていけるということです。

 

リアルだったり、ブログを通してだったり、いろんな形で関わってくださったみなさん、ありがとうございました!

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

「好き」を共有し、楽しく参りたいと思います♡


どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。


(ここまで読んでくださったみなさん、まとまりのない長文にお付き合いくださり、ありがとうございました!)