表情や声のトーン、言葉尻などから相手の気持ちを憶測して、相手が気持ちよくなる会話をすることが大事です。6つのチェック項目を観察することで会話力が向上します。

  • 会話が噛み合わない人
  • 話していると(あなた自身が)イライラしてくる人
  • 妙に上から目線の人
  • 会話が盛り上がらない人

このような人との会話はしんどいものです。

いっそのこと会話をしないほうが楽だなぁ…
連絡を控えよう…
あまり関わらないようにしよう…

このように考えると思います。

ごもっともですし至って普通の考えだと思います。

しかし、視点を少しズラして考えてみると、自分と馬の合わない人や話が噛み合わない人をすべて避けていたら、あなた自身の会話力向上は望めません。

あなたにとって居心地のよい人とだけ会話をすれば、その時間は楽しいと思いますし、嫌な思いもしないと思います。

けど、相手のコミュニケーション力不足や相手の不理解に意識を向けている限りは、会話が成立しないのはすべて「相手のセイ」になります。

会話がしづらい人や会話が噛み合いにくい人は実際にいます。

会話が噛み合わない相手や話していても盛り上がらない相手との会話を円滑に運べるようになり、(言葉は悪いですが)相手を言葉で誘導できれば、それはそれで意味が出てくると思います。

あの人は喋りにくい人だ
あの人は会話が噛み合わない

このように言い切ってしまえば、そこで会話は終わってしまいます。

しかし、

あの人と、どういう会話をすれば話が噛み合うのか?
あの人と、どういう会話をすれば自分が会話の主導権を握れるのか?

を考え、小さく実行していくことです。

とはいえ、会話が噛み合わないわけなので「どうすればいいのか?」なんてことは想像もできないと思いますし、そんな視点にもならないと思います。

しかし、だからこそ「どういう会話を意識すれば会話が噛み合うのか?」を考えることで会話力や相手を慮る気持ちが向上するのです。

相手との会話を円滑に運ぶためのチェック ポイント

  • 相手は、「何」にフラストレーションを感じているのか?
  • 相手は、「何」に不安や恐怖を感じているのか?
  • 相手は、どんなことを欲しているのか?
  • 相手は、どんな考え方をしているのか?
  • 相手は、どんなことを楽しいと感じるのか?
  • 相手が、(内心)怯えていることは何なのか?

これらを相手の表情や声のトーン、言葉尻などから憶測して、相手が気持ちのよくなる会話をすることが大事です。

話しづらい人と会話をすることが最大の練習になります。

なんで私(俺)があんな奴と話さないといけないのか…?

このように思うかもしれませんが、会話力を磨き話術を高めるとは、こういうことを幾度なく経験していくことです。

会話が噛み合う人や話していて楽しい人とばかり会話をしていても会話の向上はあまり期待できません。

むしろ、気の合わない人や気の難しい人、話が噛み合わない人との会話を何度も体験することで徐々に攻略の糸口が見えてきます。

これが「会話が上手くなった」ということです。

相手をじっくりと観察して相手の話に耳を傾け「どうすれば『素』を出してくれて話が盛り上がるかな…」と考えることで、話す内容もわかってきます。

会話力を高めていってください。

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会話上達アドバイザー:悠川 智矢