本日は、《temper》 と 《temperament》 の違いについて調べてみました。

先ずは《temper》の意味から見ていきます。

 


チューリップ赤意味
【名詞】

 

気分、気質

冷静、沈着

怒りやすいこと、短気

怒り、腹立ち

〔社会などの〕風潮、傾向

《冶金》〔鋼などの〕調質度、テンパー度◆焼き入れ後の硬度と弾性の度合い。

《冶金》焼き戻し

〔強度などを増すための〕添加剤

【他動詞】

〔厳しさなどを〕和らげる、穏やかにする、加減する◆ある要素を加えることで。

〔粘土や絵の具などを〕こねて[混ぜて]適度な柔らかさ[色合い]にする

《冶金》〔鋼鉄などを〕鍛える

〔経験が人を〕鍛える

〔チョコレートを〕テンパリングする、〔卵を温かいものと混ぜる際〕固まらないように少しずつ加える

《音楽》〔チェンバロを〕平均律に調律する

【自動詞】

〔厳しさなどが〕和らぐ

《冶金》〔鋼鉄などが〕鍛えられる


【変化】
《動》tempers | tempering | tempered、分節tem・per




次に、《temperament》の意味を見てみます。

 

 

 

チューリップ赤意味

【名詞】
気質、性分、気性◆個人の特質を表す思考や行動の様式

・Kids will be shaped somewhat by the temperament of their parent. : 子どもは幾分か親の気質によって形作られる。
・She's got the perfect temperament for this job. : 彼女はこの仕事にぴったりの性格をしている。

起伏の激しい気性◆周囲の状況に過敏に反応する性格

〔中世の〕体質◆4種類の体液の割合によって決まるとされた個人の気質

《音楽》平均律◆【同】equal temperament


どちらの単語にも、『気質』という意味がありました。

では、何か使い方に違いがあるのでしょうか?うーん

調べてみたところ、丁度、同じ疑問を持った方がネイティブに質問をしていたので、その返答を訳します。

下差し

 

 

チューリップ黄質問に対する回答の翻訳
むらさき音符「Temper」は、怒りの感情に結び付いています。

例文:He has a temper. He get angry quickly. 彼は短気だ。すぐに腹を立てて怒る

キラキラhave a temper 意味:怒りっぽい、短気である
むらさき音符「Temperament」は、人格、または、その人の内面の自然な構築と結びついています。
例文:She has a kind temperament. 彼女は優しい性格です

 

 

チューリップ黄質問に対する回答の翻訳

むらさき音符普段、みんながこの「Temper」という言葉を使うとき、「lose one's temper 激怒する、カッとなる、怒りを爆発させる、キレる、堪忍袋の緒が切れる」の成句の意味で使用します。それは、「get very angry 非常に怒っている」ということを意味します。
むらさき音符「Temperament」は、誰かの性格や態度を意味するもので、「She has a calm temperament. 彼女は穏やかだ」、また、「He had an agreeable temperament. 彼は快い気質だった」と言うことができます。



《結果》
以上のことから分かったのは、「Temper 
ムキー」はネガティブな意味で使用されていて、「Temperament ニコニコ」は、ポジティブな意味で使用されているということでした。

以下に、発音のリンクを置いておきます。ニコ