田中の将棋ブログ

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2014年3月に将棋を始めた1996年に生まれた男の将棋、ハロプロについてのブログです。

主に最近の自分やプロなどが行った対局について書いていきます。

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今回は4月26日に幕張メッセで行われたニコニコ超会議で私がPonanzaと対局した時の棋譜をご紹介します。

Ponanzaは今年の世界コンピューター将棋選手権で優勝した文字通り最強のコンピューター将棋ソフトです。

今回のイベントのルールではPonanzaはタブレットで動作させる。先手は人間側。持ち時間は人間側は20分切れ負けでPonanzaは一手一秒。Ponanzaに勝った場合はPonanzaを動作せるのに使用したものと同じ機種のタブレットをもらえる。というものでした。

いくらタブレットとはいえ、まともに勝負しては絶対に勝てないと思った私は対コンピューター対策として流行りの2八角を打たせる戦法を使おうと考えました。




コンピューターは玉の近くに馬を作ることを評価しておりこの時点では角が詰んでいるということに気づかないためこのような局面で2八に角を打ってしまうことがあります。もし打ってしまった場合うまく進めると駒得が約束されるので有利な局面を作ることができます。

これしかないと思い、私は事前に家で2八角を打たせた後の局面をGPS将棋で検討してから会場にいきました。

会場は人でごった返しており将棋のイベントが行われているブースを見つけるのに少々手こずりました。やっとこさ将棋のブースを見つけ、Ponanzaと対局するために列へ並びすぐに順番は来ました。

▲76歩  △84歩  ▲68飛  △62銀  ▲16歩

私は変な手順だなと思いましたが、2八角を必ずや打たせようと自然に手を進めました。しかし次の手で事件は起こりました。


△14歩




1九角成とさせた後に図のように▲16香 ~▲17桂 として角を捕獲しに行くため、この戦法において1筋の位をとることは必要不可欠でした。しかしPonanzaは端歩を受けてきたためもうこの戦法を使うことはできなくなりました。普段居飛車しか指さない私はもう訳が分からずここからどんどん形勢を損ねます。

▲48玉  △85歩 ▲77角 △42玉  ▲38玉  △54歩  ▲78銀  △32玉  ▲28玉  △13角




▲58金左

△57角成を防ぐため金を上がります。角を22に引いてくれれば何も問題はなかったのですが…

しかし、Ponanzaは△35角 としてきました。

「なんだこれは?」と思い以下

▲38銀

と指してしまいましたがこれがひどかった。




△53角

と転換されてこれで8筋交換が受からなくなってしまいました。 以下


▲66歩  △86歩  ▲同歩  △同角 ▲同角  △同飛  ▲77角  △82飛  ▲86歩



▲86歩の狙いは銀を67に上がってから飛車を8筋に転換し逆襲を図るというものでした。

しかしこの狙いもアッサリと破られてしまいます。




△74歩  ▲67銀 に △87歩と垂らされて飛車を8筋に転換できなくなりました。そして次の手も悪手でした。

▲78銀  △88角  ▲78銀と引いたせいで△88角と打たれてしまいました。以下


▲87銀  △79角成▲78銀  △55歩  ▲65歩  △56歩 ▲64歩  △同歩  ▲同飛  △78馬
まで44手で後手の勝ち



最後はただで銀をあげてしまうという大悪手を指し投了となりました。

私が今回この棋譜をとり上げたのは角の転換には気を付けてほしいと思ったからです。

普通の四間飛車対居飛車でも居飛車側が角の転換から2(8)筋の交換を狙うことはあります。




居飛車が▲77角と上がった局面です。持久戦を目指すんだろうと思い、ここで△82玉などと指したものならすかさず▲68角と転換します。これで2筋交換が受からなくなっています。




以下△43銀  ▲24歩  △同歩  ▲同角  △22飛  ▲33角成 △28飛成 ▲43馬と進んだ局面は飛車1枚に対して角と銀の2枚替えとなり振り飛車失敗です。

△82玉では△43銀と指しておけば次に▲68角と転換されても△52金で43の銀にひもが付くため

以下▲24歩  △同歩  ▲同角  には△22飛 で問題ないです。

四間飛車を指される方はこの筋に気を付けましょう。また居飛車側をもって四間飛車と対局する場合は積極的に狙っていきましょう。

長くなりましたが以上で終わります。