8月から9月にかけて、二人目妊活を始めたばかりの37歳と40歳のママ友から、妊娠報告メールが届きました。
「妊娠した」という文言を見た時に、喜ぶ気持ちが100%ではない、心の揺れを感じました。
喜ぶ気持ち以外に、
「すぐに妊娠できていいなあ」と羨む気持ちが一つ、
「私だけが置いていかれるんじゃないか」と焦る気持ちが一つ、混じっていたんです。
一つ目に関しては、妊活方法の違いがだいぶ影響しています。
2人とも体外受精で、凍結している受精卵を子宮に戻す方法を取っているそうです。その方法だと妊娠率は30%台らしく、理論的には3回以内に妊娠に至ると、以前そのママ友から聞いていました。
一方の私は、タイミング法。多嚢胞気味の体質で生理周期が長いので、一周期にかなり時間がかかります。そこに、タイミングを外す可能性はもちろん、流産の可能性も入れ込むとさらに時間はかかるわけで、気が遠くなるような亀の歩みに感じています。
もちろん、体外受精の苦労もそのママ友から聞いているので、メリットばかりではないと承知していますが、隣の芝は青い現象が起きて、羨ましく感じる気持ちがあるのも事実です。
二つ目は、何なのでしょうか…
自分でもよく分からないのですが、「仲間が欲しい」気持ちが前々からあります。
理想的には、同じくらいの年齢の、同じように子どもを亡くしている境遇で、同じタイミング法で妊活する仲間が欲しい。その仲間と、いろんな思いを共有し、共感し合いながら、同じくらいの時期に妊娠し、良かった良かったと喜び合いたい。
そんな願望を持っています。
もちろん、そんな理想的な仲間がいるはずもなく、もはやイマジナリーフレンド(想像上の友達)の領域ですよね。。
小学生の頃に3回転校したせいで、子ども時代に仲のいい友達ができなかったので、「仲間が欲しい」気持ちが未だに強いのでしょうか…
それとも大なり小なり、皆同じように感じているのか…
喜ぶ気持ち100%なのが当たり前とか、100%でないといけないとかは思わないのですが、心の揺れを感じた瞬間は、何とも言えない後味の悪さがあります。
できれば、どんな状況であっても人の幸せを100%喜びたいです。
そのためには私の場合、心の揺れの裏にある「仲間が欲しい」気持ちを、もう少し見つめる必要があるように思います。