面白くって、シーズン1から何度も観てしまう。

 

死者の世界から届くメッセージは

 

常に変化球。

 

彼女や家族に何が起こっているのかを

 

理解する謎解きと、

 

殺人事件解決の両方が楽しめる、

 

時にはファンタジーな作品だ。

 

10年以上前のドラマだが、古さを感じさせない。

 

アメリカの一般的なご家庭の暮らしぶりも興味深く、

 

「奥様は魔女」的な楽しみ方もできる。

 

特に私が注目してしまうのは、食のシーン。

 

朝食は各々がボールにシリアルを「ザーッ」で

 

ミルクを無造作に注ぎ込むだけ。

 

家族揃っての夕食も丁寧さは皆無。

 

なんとも面倒くさそうな手つきで作り

 

盛り付けもお皿にベチョッと移すぞんざいさにギョッ。

 

ときには喧嘩腰で食洗器にお皿を詰め込み、

 

子ども達のランチは

 

食パンにピーナツバターやジャムを塗りたくり

 

ジッパー袋に入れ「はい、お昼!」。

 

仕事と家事の両立の苦労は日米一緒だろうが

 

家族や周囲が母に求める食のハードルが

 

信じられないほど低いところは

 

アメリカの主婦が羨ましい。

 

そういえば、アメリカのドラマで

 

殆どのご家庭にある

 

常に果物数種が盛り付けられたお皿は

 

アリソンのお家には見当たらないような。

 

それ程広くないお家が全体に

 

ごちゃっとしてるところは親近感。

 

そういえば実在のアリソンさんは

 

今どうされているのか。

 

もしお会い出来たら

 

そのご経験をドラマにすることを

 

許可して下さったことに

 

深い感謝を伝えたい。