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私が癌と告知された時
父が言いました
『ショコラがお前の代わりになってくれたんや。
守ってくれてる。お前は絶対大丈夫や』
私が癌と告知される
1ヶ月前 去年の10月20日
愛犬ショコラは15歳で天国に逝きました
少し食欲が落ちて受診すると
血液検査、レントゲン、、
検査の結果は
腎臓病
それも、もう末期。と言われました。
人間なら、透析があるけど犬にはないので
対処療法しかなく、治療はなく
3日に1回点滴と注射に行っていました。
大好きな散歩も貧血が進み
ふらついて歩けなくなってきました。
でも行こうと、歩こうとします。
ふらふらのショコラを抱っこし
いつものコースを行きます。
見えてる？ここ曲がるんだったよね？
なんて話しながら。
19日の夜
私はショコラを抱いて眠りました。
時々くぅんと鳴いたり、ゴソゴソ。。
そして
２０日朝早く
カクンカクンと2回ほど下顎呼吸をし
ショコラは亡くなりました。
天国に行きました。。
↑19日夜のショコラです。
痩せて、少ししんどそうでした。
私が見送ったのは
祖母、妹と3度目。
妹の時、自分が辛くてできなかったこと。
声かけ
ショコラにはちゃんとできたよ。
一生懸命伝えたよ。
ありがとう！ショコラ！
よく頑張ったね！
えらかったね！
ショコラ！ショコラ！
ありがとう！！！
って何度も何度も声かけしました。
亡くなる人は最後まで聴力は残る
って言います。
だから、私たち看護師は
最期の時、家族さんに
〇〇さん、きっと聞こえてます
たくさん声かけてあげてくださいね。
って。お別れができるように
導くのも私たちの仕事。
ショコラとのお別れ。
お葬式をし、最期のお別れをしました。
私たちが忙しく行けない時
（ほぼ毎日
）
）父はショコラの散歩に行ってくれました。ショコラの行きたいところどこへでも。
とても仲良しの父とショコラでした。
その父が言いました。
ショコラは私の身代わりで亡くなったと。
私はそうは思いません。
そんなこと思いたくない。
ショコラはショコラの人生を全うした。
そして、
私は私の力で、病気と闘い
病気を治す。
時々父は妹が私を守ってくれてるとか、
言います。
私は妹にも、こっちのことは
心配しないで次の新しい人生を
送ってもらいたいと願っています。
私の病気を
亡くなった人たちに背負わせないで。
自分で頑張るから。
私の為にショコラが亡くなったなんて
思いたくないよ。
でも、父の
誰かに頼りたい、守ってやってほしいって思いも分からなくない。
だから、黙って聞いてます。
でも、
身代わり
なんて、もう言わないで。