術後1年と11ヶ月目、
お見舞いでいただいたお花が大量で…
デング熱で入院していた夫が
おかげさまで無事退院しました
私自身のことではないのですが、
入院・闘病生活関連ということで
参考のために記事にあげています
デング熱には
予防接種もなければ特効薬もないため、
回復するためには
とにかく水分補給と安静しかなく、
入院中は24時間点滴で、
頭痛や全身の痛みが激しければ
鎮痛剤を注射、または服用して
対症療法で乗り切る、
という感じの一週間でした。
入院前に
鼻血が少し出ていたようなのですが、
入院中は全身の皮膚が赤くなって
さらに指で押すと赤い点々が残り、
それは毛細血管が破れているから
とのことでした。
それもそのはず、
血小板の数値がかなり低く、
正常値が15万〜44万個/μLのところ、
6.5万/μLしかありませんでした。
血小板は止血の働きがあるため、
これがさらに進行すると
出血傾向がひどくなり、
胃や腸などから出血して
吐血や下血など
あらゆるところから出血する、
「デング出血熱」と呼ばれる
非常に重篤な状況になるのですが、
幸い、
ヘマトクリット値が
それほど高くなかったこともあり、
症状はましだったようです。
たかが、小さな蚊1匹なのに
本当におそるべし、
デング熱です
実は、私、これまで
手術3回、入院8回の経験があり、
いつも夫や家族に
付き添ってもらうばかりだったのですが、
今回、夫が生まれて初めて入院し、
この逆のシチュエーションは
私も初めてだったため、
知らず知らずのうちに
ストレスがかさんだのか…。
私、またもや
蕁麻疹
が出てしまいました
というのも、
先週から、
さらなる減薬を
試みていたところだったのです
2日に一回のザイザルを飲んだ翌朝が
すごく眠くてたまらなかったこともあり、
2日に一回の
ザイザルとラニチジンを、
2日に一回の
ザイザル1/2錠とラニチジン、
というふうにして、
ザイザルを半分だけにして
うまく蕁麻疹を抑えられていたのです。
が。
夫の入院で
蕁麻疹が元に戻ってしまい…
やっぱり、
蕁麻疹は
ストレスもあるのでしょうかね。
とりあえず、ザイザル半錠のままで、
ラニチジンとともに、毎日、服用して
様子を見ています。
さらに蕁麻疹が出ると
寝る前に喘息っぽい咳も出てしまい、
アドエアも服用することにしました。
蕁麻疹と喘息とストレスと…
いつもながら
みんな繋がってるのでしょうか…
こちらや日本で
子どもが入院した時は
付き添いの寝泊まりが大変でしたが、
夫が一週間入院しても
ちょこっと朝夕、病室に行くだけで
特にやることもなかったものの、
病人を前に、何もすることがない…
ということ自体が慣れないことで、
自分の気づかないうちに
ストレスになるものなのかも
しれないですね。
お互いに
相手の立場に立ってみる、
ということは
貴重な体験だったのでは…
という気がしています。
しかし
こんな言い方をしてはなんですが、
夫が一週間入院しても
私たち母子は
さほど日常生活で
困ることはないのですが
もしも母親の私がこの国で
一週間も入院したら…
と考えると、
これは大変なことだと思いました
夫は仕事を休むわけにはいきませんし、
メイドさんがいるものの、
一週間も母親がいないと
子どもたちの学校のことや
こまごまとしたことが大変です
私はこちらでは
デング熱のような
海外特有の感染症には
かかったことがないのですが、
絶対にかからないようにしないと…
と思いました
また、日本では
万が一の時の輸血などは
きちんと検査されたものが
使われていると思いますが、
こちらでは血液そのものがすでに
様々なウイルス等に汚染されていたりと、
緊急手術も怖いです。
普段から、
事故に遭わないよう、
怪我をしないように慎重に行動しつつ、
しっかり食べて
しっかり寝て
免疫力を高めておかねば…
特に柔らかい薔薇の花びらが
あっという間に傷んでしまうので
せめてもの気持ちで
写真におさめています
綺麗なバラの花を見ていたら
この曲が…
君は美しい、
その笑顔は天使だ、って…
でも、もう会えなくて
とってもせつない歌詞なんですよね
さて。
いよいよ明日で平成も終わり
海外では
日本のゴールデンウィークは
もちろん関係なくて、
5月1日がメーデーでお休みくらいで
あとは通常と同じ生活です
日本はまもなく
令和元年が始まるんですね。
平和な時代となりますように…
今日もお読みいただき
ありがとうございました
