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画面をもうひとつ立ち上げてね
それは２年前の７月２日から始まった
彼女とはとてもおだやかな出会いだった
なんて可愛らしい子なんだろう思う
こんなことや
こんな仕草や
この笑顔を見る頃には
すっかり虜になっていた
そして。。。
もうだめだった
涙がポロポロこぼれた
でもこの頃はまだ悲しい涙ではなかった
しかしそれも長くは続かなかった
分かっていた事だったけど
もう悲しくて悲しくて
本当に大事な人を亡くしてしまった気がして
心に大きな穴がぽっかり開いてしまったようだった
追いつけない速度で去って行く亜紀を
僕はもうつかまえる事は出来ない
生きている限り君と僕とは遠くなるばかりだろう
だけど僕は走ることはやめない
走り続ける僕たちの足跡は
君がいた、、、証しだから
でも、だから
７月２日は何も考えたくない。。。