今日は、鎮守様に怒られた話の続きを書きます。
前回の話
鎮守様をかんかんに怒らせてしまった私は、次の日、雨の中、薬隆寺八幡神社にお詫びに伺いました。
小さいピンだけど、一番美味しそうな大吟醸と、思いつきで、抹茶くず餅を買って、持って行きました。
お賽銭箱の隣に、お供えものを置く狭いスペースがあるので、大吟醸を紙コップに沢山注ぎました。
抹茶くず餅は、パックを開けて、きなこをかけて、爪楊枝を添えました。
そして、お賽銭を入れて、
「誉田別命様、
先日は大変失礼なことをしてしまい、本当に申し訳ごさいませんでした。
そして、夜中にお呼び立てしてしまい、申し訳ごさいませんてした。
美味しいお酒と抹茶くず餅をお持ちいましたので、良かったら、お召し上がり下さい。
お近くで、お話させて頂いてよろしいでしょうか。
もし、だめな場合は階段を踏み外させて下さい。」
とお願いして、そうっと階段を登りました。
すると、階段で、足を滑らせることはなかったので、拝殿前の扉の所でお話しました。
「今回は、大変申し訳ございませんでした。
お写真が真っ暗で、驚きましたし、虫に刺されたのも、さすがのお力だと思いました。
ご指導頂いて、ありがとうございます。
深く、反省いたしております。
今後は気をつけますので、どうぞ、お許し下さい。
私は、この様に、不出来で、失敗ばかりの人間です。
今後も、何か、失敗をしてしまうかも知れません。
その時には、また、ご指導の程、よろしくお願いいたします。
お写真、撮らせて頂きますね。」
とご挨拶して、写真を撮らせて頂き、蜘蛛の巣とりをして、お供え物をお下げして、帰りました。
私は、鳥居の外へ出て、階段を降りていました。
すると、慌てたように、ピューッとスズメが飛んできて、きをつけをするようにピシッと左側の電線に、止まりました。
雨の中、数秒止まってくれて、パタパターっと飛んで行きました。
許して下さったんだな〜と、ホッとして、帰らせて頂いたのでした。
ホッとしていただいたお下がりは、どちらも、めっちや、美味しかったです
お優しい神様は、きちんと反省すれば、許して下さるのですね。
あ〜、よかった!
今日も読んで下さって、ありがとうございました✨