サン・イシドロのお祭り
毎年5月15日に開催されるマドリッドのお祭りです。
サン・イシドロはマドリッドの守護聖人。水がある場所を簡単に見つけられる才能があったと言われています。そのためこのお祭りは水と聖人に関係しており、この日は、プラデラ・デ・サンイシドロとその周辺にて巡礼を行い、サン・イシドロ礼拝堂に湧き出る「聖人の水」を飲むのだそうです。
そしてこのお祭りで、もうひとつ有名なのはサン・イシドロ闘牛祭。毎年ラス・ベンタス闘牛場で開催されます。
この日に食べる伝統のお菓子
この日は、ラス・ロスキージャス(Las Rosquillas)という、アニスの入ったドーナッツのようなお菓子を食べます。
・卵の入った「トンタス(Tontas)」
・卵入りで粉砂糖がかかっている「リスタス(Listas)」
・白いメレンゲがのっている「サンタ・クララ(Santa Clara)」
・アーモンド入りの「フランセサス(Francesas)」
など色んな種類のロスキージャスがあるようです。
お祭りの場所
メインの場所は、「プラデラ・デ・サンイシドロ (Pradera de San Isídro)」。
大勢の人が聖人の礼拝堂まで巡礼に訪れ「聖人の水」を飲むそうです。
マドリッドの郷土料理などの屋台が並ぶので、ご飯を食べたり踊ったりしてお祝いします。
他にも町のあちこちで、子供用のアトラクションが設置されたり、コンサートが開催されたりします。
この日の伝統の民族衣装
この日は多くのマドリッド市民が、男性はチュラポ、女性はチュラパという伝統衣装を着ます。
そして踊る〜💃この衣装でこの日に踊るダンスは「チョティス」いいます。
・チュラポ(男性)の帽子は「パルプサ」
・チュラポ(男性)の首に巻いているスカーフは「サフォ」
・チュラパ(女性)の大きなショールは「マントン・デ・マニラ」
というそうですよ。
HARUKA