THE IDOLM@STER MILLION LIVE! Blooming Clover 12巻が発売されました。

今回はいつも通り、その感想をお届けしてまいります。

 

10巻でPから提示された「アイドルとは?」ということを可奈のり子から教わって、

その代わり桃子は「プロとは?」ってのを2人に教える。の答えを出すことが今回のテーマ。

温泉ステージの瑞希チームとグラビア撮影の風花チームに分かれて各々の仕事へ、

ストーリーはこの二つの同時進行。さながら9巻の夏祭りと夜想令嬢を思い起こさせます。

 

瑞希チームの温泉ステージ、俺の地元で言うならまーす北上のようなトコ?

事務所のおばちゃんの言い分は瑞希らの実際の立ち位置としては間違ってないのかも

知れないけど、それ差っ引いてもあの言い方はないよなぁ。されど当の瑞希

それは承知の上。劇場と同じ事をやっても誰も見向きもしない事は自明なのも織り込み済み

だったようで、手品やダンス等の各々の強みを生かしつつ、抽選会の司会を務めるなど

自らお客さんらの目線へ降りていって、お客さんらの心を掴むこと。その役割を周囲の

期待以上の形で果たした事で、プロとしての姿を見せられたのではないかと思います。

 

一方の風花チーム、コチラは風花のり子桃子可奈らを引っ張る形に。

グラビア撮影担当のカメラマンは、みんな知ってる早坂そらさん。いろんな所でネタにされてる

ようですが、本作では被写体であるアイドル達の魅力を引き出す力に長けている様子が

しっかりと描かれており、その写真の出来栄えには撮られた彼女らが驚くほど。

本題であるアイドル達はもとより、サポートする彼女ら(彼ら)もまたプロなのだと。

 

そういう所が遺憾なく発揮されたのは風花のグラビア撮影。雨の中、水着での撮影と

いう事で「いつもの」セクシー路線を感じた風花は最初全力で拒否するも、スタッフらの狙いは

また別の所にあったよう。果たしてでき上がった写真は誰もが息を吞む程の最高の一枚に。

それも風花一人でできるモノじゃない。多くの人たちに支えられて初めてでき上がるモノ。

それを目の当たりにした桃子も、流石に目から鱗が落ちる思いをしたようです。

自分の見てきたモノややってきた事が全て、だから自分以外はみんなクズ。そんな態度で

全力でマウント取るのはお門違いだという事にここで初めて気がついた、と言ったら

言いすぎかも知れませんが…。

桃子に関して過去記事含めてここまで散々な書き方だったかも知れませんが、だからと言ってディスりっぱなしにはしていない、

と思っています。

 

何よりも風花さん。看護師だった頃やアイドルを目指すきっかけ、そして今…。

このあたりは自然にオレンジの空の下が流れてきました。

いや実際、本記事の下書きしながら聴いてました。皆さんもぜひ!!

風花さんが好きで本当によかった!!という訳で、今回はこの辺で!本巻後編、可奈

合唱コンクールについてはまた後日!!

 

 

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