とりあえず書くと決めて実行

始めてみると、
何のために書くのか、
書き終わるとどう変化するのかがわかりました。


目的は脱皮。
カルマ解消です。


方向性はそうだけど、
いまいち揺れ動いていた私のテイストも
ピーンとなりました。




そして夫が50歳の誕生日をむかえました。



人や自分の年齢に興味がない私は

誕生日は覚えているし、お祝いもするけれど、

50歳になることを

直前まで知りませんでした。


約束の年齢です。


だから、あの予定表かと納得しました。


すべては繋がっていて
どこから
どうやってアプローチするかだけ。
ほんと好みの問題。

世界は自分で創るって
当たり前すぎてマジヤバい。

そんなことを思いながら
誕生日翌日、
わたしは鼻先に強烈なタバコ臭を感じました。


わたしの口は
わたしになんの前触れもなく

「50歳になったんだから、

タバコ止められるんじゃない?」

と言っていました。



わたしもびっくり!

彼もびっくり!



彼の肩から背中にかけて

何かがにゅるにゅると溶け、

下に落ちて消えていきました。

彼がフゥっと軽くなりました。


わずかな時間。

私は息をとめていたかもしれません。


彼は「そうね。」

と言いました。



その時、わたしは気付いたんです。



あぁ、彼も苦しかったんだ。

彼にウソをつかせていたのは私だったんだ。

2人で創った世界から抜け出したくても

できなくて辛かったんだ。



わたしは心の底から

「ありがとう。ごめんなさい。」

と思いました。



そして間違いなく

彼はわたしの最高のソウルメイトで、

いつも最高の役割を演じようと

一生懸命だったことに

やっと気がつきました。



ウソに付き合って19年ではなくて、

わたしがここに

たどりつくのに19年かけただけ。


そう、世界と未来は自分で創るんです。


みんな一人一人違う世界を生きている。

夫とわたしは

それぞれの新しい世界を歩き始めました。






これで最終回です。