盆踊りの起源は、平安時代の半ばの僧・空也にあると言われているそうです。

念仏を広める方法を思案していた空也は、手持ちの瓢箪を叩きながらメロディーに合わせて念仏を唱えて人々に念仏を覚えてもらう工夫をしていたそうです。

また、その際に念仏に合わせて踊りを踊るようになり、これが念仏踊りとして世の中に周知されるようになっていったそうです。

この念仏踊りは、先祖を迎い入れ供養する盂蘭盆会(お盆)と結びつき、「盆踊り」となったと言われているのです。

鎌倉時代になると、鎌倉時代中期の僧・一遍上人が全国へと盆踊りを広めましたが、この頃には仏教行事の意味合いよりも、民族芸能として重点が置かれ娯楽的な要素を色濃くしていきます。

そして江戸時代に入ると、盆踊りは地域の人々の交流の場や男女の出会いの場になっていき、盆踊りが行われる夜は満月(旧暦の715日)だったことから、明かりがなくとも月明かりで過ごすことができるだけではなく、引力の影響で興奮状態になりやすくなったそうです。