10日日の結果と雑感

通算18勝12敗 .600

①× 健大高崎 5-4 星  稜

②◯報徳学園 4-2 中央学院 


さあ、大変なことになりました。

5割台に下がるか、6割台に残るかの大勝負です。残り一戦、決勝戦で雌雄を決します。


え?どうでもいい?確かに〜。ウケる〜。

それな、それな、それな!


最後までうっぜぇ文章だな、おい。


①執念の継投


マメを潰した佐藤投手を温存し、石垣投手の右腕に全てを託した健大高崎。ミス絡みで失点を重ねる苦しい序盤戦をなんとか乗り越え、試合を落ち着かせた7回に一気に打線がひっくり返すという熱い展開で逆転。


リードを切り札・佐藤投手が守りきり勝利。

健大高崎初の決勝進出という流れ。


星稜も、中4日で万全の佐宗投手が登板したものの、勢いのある健大高崎打線を抑えきれず。ノリノリになっている箱山くんに打たれた場面が悪すぎて、流れを掴めなかった。持ち前の試合巧者ぶりで優位に進めたものの、地力(ポテンシャル)の差と勢いでうっちゃられたという感じ。


②中盤の攻防が…


終盤は怒涛の追い上げを見せ、あわやの場面までもって行った中央学院の凄みよ。流れとしては中盤での攻防が悔やまれる。間木投手に要所を絞められあと一本が出ない中、なんとか食らいついて最小失点で食らいつきたいところだったが、それをさせない報徳学園のうまさ、勝負勘の良さ。


今回もベテラン事務職の活躍できっちりと定時上がりを成し遂げたという感じ。A型野球やね。


最終盤のシビレる場面では今朝丸くんを投入してきっちり逃げ切りと。とにかくきっちりしてるんだわ。ただ、そのきっちりさが『優勝』という極めて特殊な条件にも“きっちり”ハマるのかは疑問。


大会11日目 勝敗予想


【決勝】

 ◯健大高崎 vs 報徳学園


ファイナル。


満身創痍の投手陣と、ようやく噛み合ってアゲアゲになった野手陣の健大高崎。先発はローテを組んで、投手の負担軽減を貫き通した報徳学園。打線は逃げられない状況を作って中軸で決めるパターンが徹底されている。


キーパーソンは佐藤投手


準決勝では、終盤の2イニングのみ(28球)の登板となった健大高崎・佐藤龍月投手。同期・石垣投手の奮闘ぶりもあって、肩肘の疲労は軽減された事は間違いない。最後の一戦、どれだけのイニングを、どれだけのパフォーマンスで彼が投げられるかが勝敗自体を左右するとみる。


左右どちらの打者もキリキリ舞いさせられている佐藤投手のインステップ投球は脅威という他ない。大会通じて21イニングを投げ、なんとここまで被安打はわずか5(左打者が3、右打者が2)、奪三振20、防御率は0.00と、付け入る隙もない圧巻の投球を続けている。今年のドラフトでも上位にかかりそうな絶対的立ち位置は、まさに前田悠伍二世。2年春時点での無双ぶり、力強さはそれ以上か。


万全ならば報徳学園もかなりの苦戦を強いられると思うが、準決勝以上の投球ができるかどうか。そこがポイント。


大会の流れは関東。


最後1試合だから、かなり無理してでも佐藤くんが終盤までゲームを作って、後は総力戦で凌ぐんじゃないかと予想。報徳学園相手では、序盤〜中盤に後手に回るとキツいやろ。投入するならイケるところまで佐藤くんで行くしかない…という結論。これまで報徳学園が倒してきた相手はボスラッシュに近いものがあるが、ほぼ全員右投手というところも若干クサイ。クサさはある。


今朝丸くんもまあまあの疲労度はあって、大阪桐蔭戦ほどの投球はできないとみる。健大高崎打線の方が打球が低いのもポイント。全く手も足も出ずに完封される事はないだろう。


という事で、ロースコアで健大高崎。

スコアは3-2や。




  8強進出校と地区別勝率


星稜(石川・北信越)

②阿南光(徳島・四国)

健大高崎(群馬・関東)

④山梨学院(山梨・関東)

中央学院(千葉・関東)

⑥青森山田(青森・東北)

⑦大阪桐蔭(大阪・近畿)

報徳学園(兵庫・近畿)


※赤字は四強進出チーム

※青字は決勝進出チーム


 ​10日目終了時点(全30試合)


北海道 0勝1敗   .000  【全滅】

東 北 3勝3敗 .500  【全滅】

関 東 10勝4敗 .714   あと1

東 京 0勝1敗   .000  【全滅】

北信越 3勝3敗 .500  【全滅】

東 海 1勝3敗 .250  【全滅】

近 畿 6勝5敗 .545   あと1

中 国 2勝2敗 .500  【全滅】

四 国 2勝2敗 .500  【全滅】

九 州 3勝4敗 .429  【全滅】

21  枠 0勝2敗 .000  【全滅】


今大会は、関東の一人勝ち確定。
勝ち数と勝率は関東の優勝決定です。