9日日の結果と雑感

通算17勝11敗 .607

①◯星  稜 5-0 阿南光

②◯健大高崎 6-1 山梨学院

③× 中央学院 5-2 青森山田

④× 報徳学園 4-1 大阪桐蔭


4試合日は慌ただしい。


低反発バットだからこのスコアだけど、前のだったらコールドスコア連発だったかもしれないよなあ。4試合目は逆に勝ち負けひっくり返ってるかもしれんけど。


そして止まらない勝率の低下…。

みんなが積立NISAとかやるからですよ。

まったく…。


①阿南光のベンチワークやなぁ…。先発を変えてくる奇襲で出るも不発。結果的にほぼ完投ペースで吉岡くんを使ってるんで、意味ない感マシマシ。体調不良者も出たようで、層の薄い公立校ではすぐにボロボロになってしまいますわ。泣きっ面に蜂とはこの事。


星稜は、投手起用としては嬉しい誤算。まさか完封してくれるとは思わなかっただろうに。これで佐宗くんの疲れも完全に取れて、準決勝以降も有利に運べるはず。うまくいきすぎてて怖いところもあるけどな。


②佐藤くんへの絶大なる信頼。


5回までをスイスイ投げて試合を作り、逃げきれそうとみるやサッと交代しつつ、佐藤くんは外野に置いておくという石橋を叩いて渡る采配……と思ったらマメ潰れてんのかい!これは信頼通り越して依存だわ。


6回からリリーフした石垣くんは、危うい場面も作りつつなんとか乗り越えたので、石垣くんの経験値もアゲアゲホイホイ。主砲・箱山くんのバットもようやく調子が出てきたようだから、攻撃面の死角は見当たらない。


山梨学院も、津島投手に爪のトラブル発生で失点を重ねるという展開。ここら辺はベンチが対応が遅れたかもしれんが、地力の差がモロに出たかもしれない。知らんけどな。


③先発・蔵並くん起用のビッグサプライズと、それに応えた粘りの投球。お見事シダックスファイアー。


攻撃面では、1番の青木くんが3安打4打点の大暴れ。何年か前にいた青木くんの弟さんだよね?多分。兄さんもいい選手だったけど、弟さんも負けず劣らず。桐光学園との比較で勝ち取った比較最終枠だけど、四強入りなら満点回答やな。やっぱ東京2枠なんてイラネーと証明してくれた点も素晴らしいです。


青森山田は、懸念していた湘北状態。…いや、そこまで悪くはないか。投打がイマイチ噛み合わなかったかな。


大会通して櫻田くんの調子がイマイチ上がらなかったのが痛かった。その分、関くんが大車輪の活躍だったけど、夏は負担を分散したいよな。枚数やらタイプやらも含めて底上げは欲しいところ。


打つ方でも相変わらず木製の2人は絶好調で、この日も6安打2打点と大当たり。高野連的には頭の痛いところやね。(技術的な問題はさておき)明らかに木製を使った方が良く、明らかにコスト・経済力で差が出てしまうというジレンマ。最後のひと伸びが木製は違うよな。外野の間を切り裂いていく伸びがある。


解決する一番手っ取り早い方法は、球を変えるしかないと。ほんま何やっとんねん。


④今朝丸無双。達(天理→日本ハム)の高校時代を思い起こされるような力強い投球。球速帯も序盤はアベレージで144程度だったので、今大会で一番の出来といえるのでは。旧規格バットなら5回までに3点は取られていた気もするけど、投球モーションも含めて時代が味方している感じはある。


守備・攻撃面はもう言うに及ばず。ベテラン事務職員のように、粛々とノーミス作業で17:00退勤を実現させるような芸術的出来栄え。面白いかどうかは微妙だが、職人技ってこういう事よね。


大阪桐蔭は、境くんがフィジカルエリート枠でドラフト指名が現実的に見えてきてはいるんだけど、進学してなんかこう悪い意味でまとまってしまうんやろなあと。怪我しやすいかどうかはわからんけど、比較的頑丈なら藤原より結果残すかもしれんよ。


9回の盗塁は誤審ぽいね。こら!ダメだぞ。

とりあえず怒っといたけど、関西同士だしまあええか。


大会10日目 勝敗予想


【準決勝】

①◯星  稜 vs 健大高崎

②◯報徳学園 vs 中央学院


あと3試合。正直お腹いっぱい。

もう低反発見たくない。


①不確定要素を読みきれない


マメ潰して皮ベロベロの新2年投手(指先ジンジン)を、どれだけ投げさせるかって話やな。普通ならもうお役御免で他の投手でやり繰りすると思うんだけど、そうなると万全の星稜を上回る戦いぶりができるかどうか。


星稜は戦力は読みやすいし、戦い方も安定。調子は上向きと、腐すところなし。


わかんないし、そっちで良いんじゃね?

って事で。


②低反発の申し子


低反発の申し子のような、報徳学園のアジャストぶり。倒してきた相手(名電→常総→大阪桐蔭)を見ても、投手のスタミナ残量を考えても優勝に相応しい戦績と戦力で、現実的に見えてきた感はある。崩壊するなら守備ミスから大量失点のパターンだが、なかなか考えにくいガチガチ守備なので。3点以上取るの無理じゃね?


対する中央学院。


四強の中では一番地味…というかフラフラした勝ち上がり。だが、一戦ごとに強くなっている気もするし、正直ようわからんチーム。多分、ワシはずっと力を推し量れていない。だって、1試合もマトモにフルで観てないからwww


星稜-報徳学園という高野連のお気に入り同士の決勝で、5年後誰も覚えていない優勝校が出てきそうな、そんな未来予想図(II)。観客ガッラガラだし、視聴率もボロボロやろ。きっと。


もう予想とかいいよな、とりあえず勝ち越したし。全部勝っても20勝だよ。低いよ。ダメだよ。もういいよ。もういい。予想自体が消化試合。




  8強進出校と地区別勝率


星稜(石川・北信越)

②阿南光(徳島・四国)

健大高崎(群馬・関東)

④山梨学院(山梨・関東)

中央学院(千葉・関東)

⑥青森山田(青森・東北)

⑦大阪桐蔭(大阪・近畿)

報徳学園(兵庫・近畿)


※赤字は四強進出チーム


 ​9日目終了時点(全28試合)


北海道 0勝1敗   .000  【全滅】

東 北 3勝3敗 .500  【全滅】

関 東 9勝3敗 .750   あと2

東 京 0勝1敗   .000  【全滅】

北信越 3勝2敗 .600   あと1

東 海 1勝3敗 .250  【全滅】

近 畿 5勝5敗 .500   あと1

中 国 2勝2敗 .500  【全滅】

四 国 2勝2敗 .500  【全滅】

九 州 3勝4敗 .429  【全滅】

21  枠 0勝2敗 .000  【全滅】


現状は、関東の一人勝ち感。
星稜が優勝した時だけ、勝ち数勝率が逆転。