6日日の結果と雑感

通算12勝6敗 .667

①◯常総学院 1-0 日本航空石川

②× 星稜 3-2 八戸学院光星

③◯阿南光 3-0 熊本国府


うーむ、2試合目がなあ。

北信越のバランスの良い野球が相対的に光ってきているのかもしれない。少なくとも投手はどこも全国レベルだよな。知らんけど。


①日本航空石川の2年投手陣トリオ+3年生深井くんがよく踏ん張り、守備でも盛り上げて好ゲームに持っていったという感じ。被災した中での、ほぼほぼ互角の戦いはお見事というしかない。


そもそもの日程+雨連発で(優勝を狙う上では)完全に終わった感のある常総学院だが、不完全燃焼ながらも変わり身もありそうな勝ち方。逆に考えれば、ここから連戦で試合感覚が研ぎ澄まされる野手は覚醒してくるかもしれないし。投手は知らんけど意外と隠し玉おるんやないの?


…震災対象チームとやるのは難しいんだよな。

色んな意味で。


小林投手は、出力を抑えながら制球重視で打たせてとる投球を心がけていたような感じかな。それでも奪三振は9で危なげなく。秋の記憶があんまりないんだけど、あんなにショートアームだったっけ?NHKのガン表示がぶっ壊れなんでよくわからんのだけど、本調子ならアベレージで140中盤出せる投手だからなあ。まあ、今大会でそれを見ることはもうなさそうだけど。


主砲・武田くんも決勝点の犠牲フライで最低限。報徳学園投手陣との対戦はヘビーだけど、ツボにハマれば一発はあるのでね。次戦も楽しみな対戦ではある。


②ここから二回り目。


微妙にボールが変わっているのか、打者が振れてきたのか。鋭い打球も多少は見られるようになってきたような。気温と気圧とかも関係ありそうな気もするが、もう毎日気象条件も変わりすぎて検証する気も起きない。わからん。めんどくせー。


それなりに序盤から動きはあるんだけど、なんだか淡々と進行。ふわっと決勝点も入って盗塁失敗でふわっと終わった。夏なら涙も出ない負け方。


光星打線があと一本出ればという展開。佐宗投手から四死球7、安打7で2点という効率の悪さはお寂し山。逆に洗平投手は立ち上がりが悔やまれる投球。今年の星稜は、やたら勝負どころで強いわ。選手全員がよく把握して異常な集中力で結果を出してきやがる。


③阿南光・吉岡投手が14奪三振で完封。

熊本国府は待球戦法でスタミナ切れを狙ったらしいけど、120球弱でさっくり料理されているので完敗ですな。


立ち上がりこそ球速・球威・制球もイマイチだったけど、2回以降は徐々に調子を上げて…という感じ。


阿南光は、福田くんはスラッガーとして魅力あるし、個性派フォームの攻撃的2番を置いているあたりもマンガ的で面白いチーム。


大会7日目 勝敗予想


①◯健大高崎 vs 明豊

②◯山梨学院 vs 創志学園


雨で2試合に変更らしい

やらんと思って予想してなかったのに…クソ

クッッッッソ、なんやねん


①ワシと明豊の相性は最悪


勝ち予想すると負けるし、負け予想すると勝ちやがる。基本的に明豊は裏にいく傾向。とはいえ、健大高崎が最高に相性が良いかと言われたら、全然そんな事もなく。


むしろ、どっちが勝って欲しいとかも全然何も感じない無味無臭対決。ワシ的にはね。そんな試合こそ割と楽しめるみたいなところは逆にある。捻くれてるとかではなく、そうなんだからしゃあない。


ポイントとしては、明豊の1.2番と健大高崎の切り札左腕エース・佐藤龍投手とのマッチアップ。ここをきっちり封じられると明豊は苦しい。インステップで負担の大きいフォームだけに、待球作戦で後半勝負の場面を作れれば。


逆に、健大高崎は石垣投手先発で裏をかく形でも面白い。5回までもてば御の字ぐらいの気持ちで送り出せば、2失点以上はしないのでは。


打線では、田中くん、高山くん、箱山くん、森山くんの2〜5番が繋がればまとまった点は入るチーム。前後の打者が若干弱さはあるものの、四死球失策でも絡めて好機に中軸でガツンと決めたいところ。


4-2ぐらいかね。健大高崎のイメージ。


まあ、明豊が勝つかもしれんけどw

相性的にはね。


②この組み合わせは通好み


小倉野球の継承者(部分的)である山梨学院首脳陣と、アグレッシブベースボールの本家本元オリジナルである門馬・創志学園のぶつかり合い。


2000年から20年以上に及ぶ抗争を繰り広げた、横浜と東海大相模の代理戦争みたいなもの。


ただ、山梨学院が谷間世代で、創志学園は門馬監督の求めるハードルまで現有戦力のスペックが達していないという感想は変わらず。


創志学園の意識付けは確かに高く、甲子園上位レベルの走塁意識は感じられる。ただ、そもそもの走力が圧倒されるほど高いとは思えず。その辺りも瞬発力のある選手を揃えていたのが全盛期の東海大相模。プラス打撃での違い。いやらしい走塁で神経を削られた上に長打攻勢もあるのが相模の真骨頂だが、創志は低反発バットとの相性もあるのか、そこまでの破壊的な攻撃力は感じない。


となると、山梨学院の高いディフェンス力ならば特別な対策をせずとも対応可能とみる。そもそも関東の野球はこんな感じだし。津島投手がどれだけ創志学園の左打線を封じられるかがポイント。


山梨学院は、別海打線をチンチンにした左腕山口投手対策を徹底したいところ。好左腕である京都外大西・田中投手と初戦で対戦し、攻略できている点も山梨学院に追い風か。球威は田中投手の方が上に見えたし。


戦力的な充実度はそこまで大差ないと思うが、監督のノリノリ感では吉田監督に分がありそう。という事で、神通力がまだ残っていそうな山梨学院でファイナルアンサー。


横浜-相模も、基本的には圧倒的に相模が戦力上の時しか結果がでないマッチングだからなぁ。相性的にはそんなもんなんでしょ。知らんけど。




気圧でゲンナリ

雨でうんざり