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  答え合わせ(結果)



・学法石川

・中央学院

・近江


結果的には上記の3外し。

ふーん。


でも、今回は21枠をはじめて当てきったぜ…。


まあ、セコマ要素に惚れた『別海』と、歯ぐそさんの名文に魅せられた『田辺』に、思考停止で特攻しただけなんだけど。実際、嬉しくもなんともない。


いや〜…マジであんのな、政治力。

いやはや、おみそれしました。


にしても、5年後は1枠でいいよな、と思えるほどインパクトに欠ける候補達だった。センバツ脳に慣れきった皆さんはさておき、事情を知らない一般人に、やれゴミ拾いだ、ため池・観光地やらの清掃だ、ガキんちょに野球教室しただのを、口角泡を飛ばして力説したら鼻で笑われまっせ。


高野連(と毎日)の常識は世間の非常識を、今年もこれでもかと見せられた気分であります。


田舎で人がいない『過疎』もきついけど、都会のね、公園ですらボール投げできない『環境』も同じぐらいキツイんですわ。音が出せないのに楽器の練習できないのと同じ事。


偏差値50の公立普通校で、税金からもOBからも全く支援がない中、たまたま戦力が整った時に頑張って金星とっても全く評価されないのもキツイ(※大阪の山田みたいなところ)ですやん。このケースも、偏差値がもうちょっと高くて設立が古くて権力持った卒業生がいる伝統公立校だったら全然違う話になってると思うと、居た堪れないんだよね。


みんなそれぞれキツさが違う訳で、一方は評価され、一方はガン無視される21世紀枠って何なん?って話ですわ。


そういう意味で、今回は『全部のせフルコース』みたいな別海は別格だったな。1,800円で海鮮丼と刺身と天ぷらとあら汁がついてくるみたいな感じ。強すぎる。別海みたいなところが蹴られるなら、もう21枠自体辞めた方がいい。


一般枠を圧縮するだけの存在としてじゃなくて、リハの日と、大会後半にバカスカ空いてる予備日にエキシビジョン試合を行えるだけのオマケ的な存在に「格下げ」してもええ時期よね。それでも何も恩恵がない99%から見れば、十分な特別扱いなんだから。




近畿最終枠の、須磨翔風→近江のところはハナから逆張りだったので、まあ…ねという感じだけど、何度聞いても「滋賀がいなかったから」としか聞こえず。


こんなつまらん選び方すんなら5枠にせえよとしか思わなかったわ。毎年同じ“定期感想”だけど、そもそも近畿は多すぎ。出てる大会が関東大会だったら、100%マダックス(100球以下の完封勝利)なんてできてない。見る目七段のワシの見立てでは、間違いなく近江よりも花咲徳栄の方が強いから。


まあ、春以降はバットが変わって、ガバガバに広い甲子園ゾーンはそのまま。どこもかしこもマダックスだらけ、0-0のタイブレ突入だらけになるのは目に見えているから、刮目して見てあげて欲しいもんですわ。


ワシは多分(つまらないから)見ながら寝ます。起きて、よだれをこすりながら「ああ、こっちが勝ったんだ。へぇ…」と思うはずです。これは予想じゃありません、予知ですよ。


で、争点の2地区


どっちを選んでもどうなん?という箇所で、どれだけ納得のいく(っぽい)説明を持ってこられるかを期待したんだけれど………


学法石川と中央学院のところは、選考理由を聞いても正直ピンと来ず。同志社会長時代の方が脇はガバガバに甘かったけど、寸評も含めておもろかったよな。つまんない理由とつまんない選考、お通夜みたいな進行。ああ、つまんない。


どっちかを選ばなきゃならなくて、でも枠は一つで…となると「選考の決め手は!?何なんですか!」と鼻息荒く聞かれても苦しい。そこを中央突破できる正論なんてまずない。だって差がないんだから。


なんやムニャムニャ言うてはりましたけど、割とマジで、本人も何言ってるかよくわかんないで話してたんとちゃいますか?ワシ営業職やった事ないけど、買う側の意見で言わせてもらうなら、あんな程度のプレゼンなら「買わない」一択ですわ。弱いもの。伝わらないもの。一旦持ち帰って検討しますからのフルシカトコース確定。


【東北3枠目】

学法石川も一関学院も、良い意味でも悪い意味でもほんと大差なし。


去年から、静岡のあの件のお陰で選考基準が大幅に変わって、都道府県大会の結果がほぼ関係なくなっているのは何だかなあ…ですわ。せっかく秋の大会通しで各校10試合前後のサンプルがあるのに、当落線のチームはそれを直近の2〜3試合に絞る訳でしょ。それって、選ぶ側の怠慢にしか見えないんだけど。ありったけのデータ(数字)と、ありったけの映像素材と、ありったけのポジティブ・ネガティブ要素を突き合わせて、ベストオブベストな選択をし尽くしたら、あんな講評にはならんやろし。それで選ばれんかっても、ノーサイドやん。落ちた方も納得いくっちゅうねん。


一関学院だって、好きで2勝止まりだった訳じゃないし、試合数が少ないのも他県の2位と当たり続けたのも岩手の県1位なんだからトーナメントの山型からして、しゃあないやんと。


負けたのも優勝校の青森山田で、その青森山田は八戸学院光星に県から2連勝してんだけどなあ。決勝は3-0だけど印象最悪のノーノーでしょ。0-4で2安打完封負けの一関学院と何がちゃうねんって話よな。コレが東海地区基準なら、光星が3位に逆転選考されててもおかしくないぐらいの条件な訳ですよ。東海地区基準が正しいかどうか一旦置いておくとしてもね。


https://www.dailyshincho.jp/article/2024/01311650/


この辺りの一貫性の無さもモヤモヤしますわね。


記事内では、西尾くんがまた微妙にズレた結論に持っていってますけれども…。


負け方の内容比較をしても、光星と一関学院にほぼほぼ差はない。その辺は、どう論破する(した)つもりなんでしょね。


本来、福島県3位の学法石川が逆転するには、よほどのアピール材料がなければならないと思うんだが。…それは果たしてあったかね?


他県の1位校を2つ倒してるとか言ってもね、ライオン軍団に直で勝ってる訳でもない(言ってみりゃ漁夫の利の)宮城1位なんてどんだけの価値あるんよという話でね。金足農は守りはまあまあ良かったけども、全く打てる気配がなかったし。吉田輝星の弟がいるとはいえ、吉田輝星の時の神がかった強さがあったチームでもないんで、とても評価に困る勝ち上がり。


3.11の時の◯◯◯◯の監督が率いるチームが、このタイミングで当落線にいる時点で、ワシには心象的に無理やわ。


特に今年は。


今年じゃなければそこまでは思わないかもしれないけど。今いるチーム・選手には全く関係ない事だけど、アレは生理的に無理。ごめん。10年やそこらで風化しないわ、ワシの中では。狭小な心でごめんやけど、それだけの事だと思ってます。


https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20240201/1070023323.html


↑これも大概クソだけど、部内の話なだけまだマシ。これよりもアレの方がより酷い。弱り目に祟り目のところを、部外の他人にも迷惑かけまくるというパーフェクト反社思考。二段階上の殿堂胸糞案件。六道のどこかがおいでおいでしとるわ。


勝てば官軍の選手権ならともかく、センバツ選考だからね。『人間教育』大事だよね。


【関東・東京6枠目】

さすがに今年は東京2枠にしなかったか、というところぐらいしか全面的に褒めるところは見当たらず。


桐光学園でも中央学院でも正直どっちでもいいんだけど、どっちかっていったら桐光学園よな。もう、山梨学院絡めての三段論法か、健大高崎絡めての三段論法で語るかぐらいしか、こんなん決め手ないやん。勝った試合での打率だの防御率だの1試合や2試合の数字なんて、勝った自分のチームよりも負けた相手によるところが大きいんだから。リーグ戦じゃないんだし、こういう比較で最後にそういう瑣末な数字を持ち出すのは根本的におかしいんやないかな。


白鴎大足利には悪いけど、地元開催のホーム球場でいいところなしのコールド負けはいただけない。逆にどうやって栃木の準決勝・決勝をあんな感じでのりきったのかわからないぐらい。関東大会では体調崩してたとか?なんかあるんやろかね。


健大高崎戦では「負けたけど11安打を放った」とかが最大の決め手みたいに言われてたけど、100安打放とうが点取れなきゃ負けるのが野球よな。言い方変えれば『拙攻で勝ちを逃した』とも言え、それまんま桐光学園に言ってた落選理由と同じ事なんだよな。


それも、最後の一本を打たせなかった健大高崎投手陣と、鬼の粘り強さで戦力が上の相手を絡め取りまくった山梨学院のディフェンス力を褒めるべきところだし。


何か理由を挙げても、同じだけカウンターで反論入れられてしまう状況は苦しい。


中央学院の決め手とすれば、投手力の分厚さと、栃木2位・3位の間接比較しかなかったんやないかな。打線のヤバさは桐光学園の方が明らかに上なんだよ。


上に書いた、栃木大会の間接比較もそう。まんま県の結果で、地区大会には何の関係もない。むしろ、高野連の新基準だったら栃木準決勝の【白鴎大足利6-0文星芸大付】の結果よりも、関東大会の


白鴎大足利(栃木②)→コールド負け

文星芸大 (栃木③)→3-6負け


という結果“だけ”が優先されるべきで、文星芸大が上位評価にこなきゃおかしいはず。そこら辺で、もう捻れてるんだよな。捻れてる自覚はあるけど、自分達でアホな基準作っちゃったから、そこに抵触して大きい矛盾を引き起こさない程度に“おためごかし”してるようにしか見えない。


だから、選考理由では打率だの防御率だのの数字と、最大の長所として『使える投手の頭数』を持ってきたと。


桐光学園は、県決勝で15-14の大乱戦やった事が寸評にはのらない“裏”の部分で影響した気もするが、そこを決め手にしてしまうと基準(県より地区大会優先)が根底から狂うからそこは言えないと。


それ言い出したら、中央学院は千葉県のブロック予選で四街道に負けてるしな。習志野はともかく、専松と木総に勝ってきてるのはストロングポイントなんだけど、それを帳消しにするぐらい秋の一敗は大きい。夏に全国優勝するぐらい力があるチームでも、その1ポカが致命傷になるのがロードオブセンバツなんだから。準決負けの3位抜けとかは、本来もっと厳しく見られるべきで、以前はそう捉えられてたはずなんだけどな。


他地区も含め、全体的に改悪されすぎて、色々と整合性が取れなくなってる気はした。


まあ、神奈川の決勝も、正直横浜の舐めプっぽい継投に桐光打線が助けられたところは大きく、完全な負けムードから何となく追いつけ追い越せに持っていけたのは良いとしても、ディフェンス力は限界を示しちゃってたからな。


と、桐光学園が落とされる理由もあるにはあるんだけど、関東でそこまで大きいボロは出してないのもまた事実。


堂々巡りの末、うーんで終わってしまう感じ。腹の底にいつまで経っても落ちてこない。


やっぱり、その理由は、都道府県大会の軽視に行き着く。


東海地区の序列もそう。①豊川②宇治山田商③愛工大名電って何やねんと。


名電は豊川に愛知決勝で完勝してるんですが。


①は変える必要ないけれど、②と③をひっくり返すほどの差なんてマジでない。同じ相手に連敗した、聖隷クリストファーの時よりも酷い選考だよコレは。


どっちも選ばれてるんだからええやん…じゃないねん、基準がおかしいねん。そら、名電との比較になったら直接対決で完敗している藤枝明誠が100%選ばれなくなるんだけど、そんなに静岡憎いんか?


上の西尾くんの記事でも触れられてるけど、2年前の自己弁護の為に、証拠の塗り固めを後付けでやってるように見えるのは本当にダサいよな。あれを正当化したいなら、尚更都道府県(静岡)大会の結果も重視しましたって流れに持っていかなきゃならんのに、妙な統一ガイドライン作られたから封じられちまったのかね。まあ、それも選考時点で意地でも『地域性』を挙げなかったのが悪手なんだけども。


宇治山田商のところだっけ?(違ってたらごめん)古の「センター返し」って単語が出てきたのはちょっと笑ったけど、東海地区の選考は全体的に本当に笑えない。宇治山田商の守備が良いって寸評も笑えない。ヤバイ、間違いない。




  優勝予想(適当)


◎ 広陵

◯ 大阪桐蔭

▲ 高知

△ 常総学院

× 青森山田


ポイントは右の本格派投手。


旧金属の餌食にされていた右の140超え投手が、新金属に変わった事で大学球界並に復権してくるとみる。その初年度。相対的に、左の技巧派はバットに当てられるだけ、まだ対応可能かと。例年並とは言わないまでも、そこそこ攻略できるのでは。


高尾投手擁する広陵が、守備力含めて一番負けにくそうだなという観点から本命に。番手も力があり、高尾投手を温存しながらのやりくりは可能。野手は小粒ながらも経験は豊富で、大舞台にも慣れている。割りきってスモールベースボールに徹すれば点は取れるだろう。


大阪桐蔭も右の速球派多数。秋は不安だった守備陣も、春には固めてくるであろう点も踏まえて対抗まで。ラマルくん以外は柵越えの恐怖が激減するであろう点も、対戦相手に利がある。接戦時のスクイズも当然以前より警戒される事間違いなしで、得点力の減少は課題。クロスゲームに持ち込まれる展開が増えそうなのは、スタイル的には厳しそう。


有力なのは、高知・常総学院。どちらも投打のバランスに優れて、頂点を狙える戦力は整っている。特に、常総はハマれば恐ろしく強そうだが、反面信じられないようなポカも起こしそうなところがチャームポイント。高知は附属中の軟式戦法が攻守に役立ちそうなのもグッド。


穴は、青森山田。野手に中学日本代表クラスを抱え、守備が安定。右の二枚看板もレベルが高く、ディフェンス面では全国上位レベル。肌寒さに強そう(知らんけど)な点もプラスか。


次点で、八戸学院光星・作新学院・愛工大名電・星稜・神村学園か。左右違えど、絶対エースがいるのは心強い。打線も、大会中に覚醒する可能性があるので、勢いで大会終盤の疲労が溜まるところで一気に捲ってくる可能性は感じる。


ワンマッチで穴を開けそうなのは、敦賀気比・阿南光・創志学園。敦賀気比・竹下投手は準々決勝ぐらいまでなら無双するかもしれない好左腕。阿南光は、吉岡投手の安定感が抜群。創志学園はアグレッシブベースボール(桃)が序盤にハマれば格上相手でも寄りきれそう。


スタイル的には、関東一が激ハマりしそうな気も。旧バットでもバントと機動力を重用するスタイルだっただけに移行もスムーズ。どれだけ“転がせる”かがポイントか。投手力も地味に強力のダークホース。


…と、ここまで14校も名前をあげてしまったので、さすがにこの辺りで。


3点前後の接戦が激増するのは間違いなく、状況的には大番狂せも起こりやすい…かも。諦めずに守りで食らいついていければ、ある程度どこにでも(組み合わせ次第で)8強の可能性はあるのでは。


  ​入場曲 予想結果



だってよ。


この人でなしw


カメラに映り込む席全部に、谷村新司モノマネ芸人を送り込んで占拠して欲しい。


何が愛の花だよw

バーロー