大会9日目の雑感


 第1試合

今大会は比較的マトモにやってるなあと思っていたら、ついにここで発動。


試合前に審判のメンツを見て「あっ(嫌な予感)」と思ったが、その予感は的中。やっぱり13-9だった。……能代松陽は可哀想に。


どちらもゾーンはガバってはいたが、より助けられていたのはOの方。特にピンチの時には左右高低、ボール一個分ゾーンが広がる可変ぶりだから、あんなの打てる訳がない。

ネットでは、9回のこのシーン“も”と言われているけど、これはアウト。ワンちゃんのほうでしっかりと確認。でも、ワンちゃんも悪いわ。際どいところのリプレイ映像はアウトでもセーフでも一貫して流さないから、流さない=全て誤審と思われる訳で。


間違っているものは間違い、正しいものは正しいと分別しなきゃダメ。ミスは認めて反省しなきゃ技術なんて向上しない(技術の問題ではなさそうだけど)し、向上しない人にはご退出いただかなくてはならない。


誤審なのは、淡路くんの併殺崩れ(あえて)のところ。際どいタイミングでヘッスラする方が悪いという意見もあるが、確かにそれはある。『砂煙で視界が…』という誤審への口実を与えているだけだから、相手の思う壺。滑りたくなる気持ちをグッと堪えて駆け抜けられるのが常連校ともいえる。そういうところも含めて、甲子園なんだわ。


にしても、森岡投手のアンチスピードガンぶりよ。あれが120キロ台の訳ないやん。トラックマンやらホークアイやらだと計測地点が違うのかフォームは関係なさそうだけど、旧式のガンだとテークバックの極端に小さいフォームは遅く出るんだろうなと。逆に、ノビも何もないアーム投げの棒球は速く出る印象。阪急→オリックスの星野現象といえばわかりやすいか。きっと、DeNAに電撃参戦してきた超大物助っ人のバウアーも、旧式ガンなら140前半とかでちゃうんかな。数字はまやかしやね。


能代松陽も、やり方次第では勝てた試合だった気もするけど。決勝点(クソダサスクイズ)に繋がった三塁打は、フェンスが気になったんだろうけど、飛び跳ねなければ取れてたと思うし。


最終回も、打たせて一二塁の場面が作れたら、魔物(客)が味方した可能性が高い。惜しかったけど、負けるべくして負けたところもある。


まあ…後味が悪すぎて、冷えた。

体感気温3℃ 

春はまだか。


能代のクラファン最終章

さて、試合前に83万1千円だった金額は、この震えるような投手戦(意味深)を経て、どこまで増えたんでしょうか!


私、ワクワクが止まりません。

私、興奮で尿漏れしそうです。


では!元気にいってみましょう!


結果発表


¥847,000

[3/29 0:00現在]



うそやん……。あの試合は1万6千円の価値しかなかったんか。この世に、神はいないんか。

ああ、神よ。


はやくAI審判が普及しますように


 第2試合

うそやんの連続。


一番衝撃的だったのは、沖縄尚学の走塁ミス。ランダウンプレーで、走者優先権のルールを知らないとは……。今までどうやってきたんだろう。知らないなら知らないで、後ろのランナーが三塁に到着した時点で、すんなりタッチされたらいいのに。意味わからん。


菅生は菅生で、フライもゴロも全部エラーするザル守備ぶり。フライの方はかなり難しい風だったから仕方ないとして、内野守備はさすがに擁護しようのない出来。ノックとかしてないんかな。


それでも、スコアが1-0という、一見締まった好ゲーム風に見えるという事実がまた凄い。格闘技なら、八百長疑われるレベルの譲り合いなのに。あの内容で1-0って見たことないレベル。


水曜日のダウンタウンで前にやってた『JOYの絶対に負けなきゃいけないPK戦』が脳裏を掠めた。


本当にどっちもどっちすぎて体が冷えきった。

この時点で、体感気温0℃


 第3試合

2試合目と打って変わって、内外野ガチガチ守備の両チーム。東邦は外野返球なら、出場校中トップなのでは。前の試合からストライク返球しまくりでヤバかったけど、この日はもう絶好調。報徳のランナーコーチャーが学習能力ゼロの壊れた信号機と化していた事もあるけど、外野だけで3点〜4点は防いでいたのでは?


もうヤバイ通り越して矢場とん。

矢場とん外野陣かも。でらブーブー。


引き続きゾーンは、低めにガバガバ。


角度のある今朝丸投手(名前がカッコイイ)の方が、よりその恩恵を受けていた気もする。まだ物凄い球を投げている訳じゃないけど、将来的には投げられそうな素材。オリックスに2年漬け込んでお(以下略)


結局、暴走を繰り返していたせいで流れが東邦に傾く事が多く、同点まで迫られたのは反省点か。


報徳は、ショートの竹内くんが抜群の動き。打撃はまだ非力感があるものの、守備型ショートとしてはかなりワシ好みのタイプ。ああいう源田みたいなショートいると安心感あるわね。外野では、両翼も攻守で長打を封じ、なんだかんだで見事な守り勝ち。


東邦の打撃力は、今大会でも上位クラスで本当によく打つ打線だった。守備力は言う事なしで、もう夏も投手力次第。あと一枚二枚、できれば左腕も。全体にレベルアップできたら、夏も上位候補かね。伝統的に夏はイマイチだけど。


前2試合が巻きまくったお陰で、急かされる事もなく、すごくマトモな試合。このゲームで、この日はどれだけ救われたか。


少し体温上がった。

体感6℃


 第4試合

あんまりちゃんと見れてないけど、概ね想定通りの展開。


でも、仙台育英はしっかりローテを組み出したのが恐ろしい。一人一人を見れば、大学で主力級になれるかはわからないぐらいの素材なんだけど、あれだけ束になっていると本当に厄介。5人も試合を任せられる投手がいて、マウンドに上がってもビビり散らしていないという事実は、まあ凄い。


逆に、ほとんどのチームの番手は130キロ程度の打ち頃感のある球しか投げられないのは何なんだろうか。別に投手の練習ってエースしか伸びないなんて要素ないだろうし、チームで同じようなメニューこなしてたらもっと伸びてきてもおかしくないと思うんだが。仙台育英には、特別なノウハウがあるんかね。


で、案の定、龍谷大平安打線は封じ込められ、最終回の一発のみ。桒江投手も左右に沈む球を散らしながら粘投していたが、援護なく力尽きた感じ。




予想と一緒に上げたら、文字数オーバーで上げられず。眠くて死にそうだったので、雑感部分だけ泣く泣く別にしました。