🔶高校球児の進路 【確定のみ】
 
2022年3月卒業・4月新入学組の進路まとめです。
主な目的は、自分が記憶する為のメモ帳として。
 
【2022.4.6更新】
立教大、東海大、帝京大を追加。
更新箇所にNEW表記。
 
【球歴を見て察するリスト】公式ソースなし
・国際武道大← 東海大系列の内部事情を深読み
・上武大 ← 相変わらずの大量採用サバイバル
・白鴎大
・関西大
・立命館大 ←まあまあすごい
・近畿大  ←結構すごい
 
【大本営発表】
https://www.nikkansports.com/m/baseball/highschool/news/202112020000123_m.html?mode=all

 

 

センシティブな話題なので、大本営(マスコミ)発表されたものだけを取り扱います。球歴ドットコムは稀に誤情報も含まれるので、参考までに。大量にリスト化されている場合はリンクを貼る場合もあります。
 

東京六大学野球
 
🔹慶應義塾大学  
今年はAO合格が1名(昨年はゼロ)。前橋育英の外丸投手が、狭き門を突破したと思われる。他の甲子園経験者では、坂中(高松商)投手も。
 
内部進学では、右腕では前田智徳Jrの前田投手、左腕では荒井投手。野手では、中軸の今泉選手・真田選手・坪田捕手あたりは、将来的にレギュラー争いに加わる可能性が高い。
 
🔹早稲田大学 
通称“トクトク”の合格者4名がこちら。
 
・伊藤樹(仙台育英)投手
・吉田瑞(浦和学院)捕手
・小沢(健大高崎)内野手
・渋谷(静岡)内野手
 
いずれも春夏どちらかの甲子園も経験。4人という少ない枠数、昨年の野手偏重ぶりを考えるとバランスの良い人選かと。
 
🔹立教大学 NEW
ソースは高校野球ドットコム
ご興味のある方はどうぞ。

まずは「めちゃくちゃ多いな」という印象。立教新座・立教池袋の附属校から10名以上が入っているので、そういう印象になるのかと。


有名どころだと、選手権準優勝の二枚看板の1人小畠(智辯学園)投手。パワフル二刀流・吉野蓮(仙台育英)や、安定感のある竹中(大阪桐蔭)投手らに、捕手の西川(神戸国際大附)とバッテリーはしっかりと補強。


野手では、桑垣(中京大中京)は身体能力抜群。鈴木(東邦)は打撃センスに溢れる天才型。


内野は来年ガッツリとるのかな?という感じ。

 
🔹明治大学 

関東私学オールスターに、全国からドラフト候補をミックスした、唸るような少数精鋭の面々。

 

まずは投手。右では、大川(常総学院)、高須(静岡)菱川(花巻東)といずれも145km/h以上の速球を持つ本格派。左も、大型の久野(報徳学園)、センバツ8強の立役者・毛利と、他大学ならいずれもエース候補の逸材揃い。

 

野手登録だが、宮田(横浜)、吉田匠(浦和学院)、今井(松商学園)、千田(東海大菅生)は、甲子園でも登板している野手兼任投手。それぞれ素養は間違いなく、投手で試される可能性も。当然、野手としてもセンス抜群で期待がかかる。

 

捕手は1人だが、センバツ優勝の主力・小島(東海大相模)を、内野手では木本(桐蔭学園)三輪(常総学院)と大型の二遊間を、外野手ではセンバツベスト4の4番打者・瀬(天理)と植田(加藤学園)を獲得した。

 

誰かしら1人は確実にプロ入りするであろう面々。今年も六大学では一二を争う補強となったのでは。

 
🔹法政大学 
監督の嗜好が出ているのか、左腕と遊撃手を乱獲している印象。中でも遊撃手は、石黒(高岡商)品川(三重)浜岡(花咲徳栄)松下(桐蔭学園)といずれもドラフト候補がズラリと並び、四年後に誰がレギュラーを獲っているのか検討もつかない。ハイレベルな争いが繰り広げられそう。
 
一年間、世代の顔的な活躍を見せた、クラッチヒッターの山下(智辯学園)内野手や、奈良県内でのライバルとしてしのぎを削った内山(天理)外野手、甲子園でも存在感を示した池田(静岡)など強打者タイプもしっかり補強。ポスト宇草として身体能力の高さが期待できるのは、宮原(常総学院)外野手。
 
捕手も、打力が期待できる川上(福岡大大濠)菅野(土浦日大)と精鋭揃い。
 
投手は、好投手タイプである、野崎(県岐阜商)宇山(日大三)永野(倉敷商)の左三枚が目立つ。いずれも細身で、フィジカル面での伸びしろは大きい。球威が増してくれば、投球スタイルも別人のように変わるかも。右の豪腕タイプでは、藤森(青森山田)に期待。
 
2021シーズンは貧打に泣かされた。この中から、打線に新しい風を吹き込む新戦力は現れるか。
 

東都大学リーグ
 
🔹國學院大学

優勝してもブレない補強の國學院という印象。

実に“國學院っぽい選手”(特に投手)が集まった。
 
床枝(修徳)榊原(掛川西)石河(英明)といった右投手は、高卒即プロするにはちょっと足りない印象の好投手。そういったタイプを、4年間で上位候補まで磨き上げてきているのがここ数年の実績で、これらの投手もそのパターンにハマれる実力はあるとみる。更に凄いのが、左腕。飯田(明秀日立)は、関東でも屈指の左腕。順当にステップアップすれば、四年後のドラフトの可能性は高い。そして、この夏甲子園を沸かせた当山(沖縄尚学)のポテンシャルも高い。まだヒョロヒョロの身体が出来上がれば、まるでイメージの違うドラフト候補に育ってきそう。
 
捕手では、この秋、福永捕手がプロ入りしたルートそのままに、強肩強打の立花(横浜)が入学。福永二世として期待がかかる。調(大崎)や石崎(春日部共栄)も名の知れた好選手。レベルの高い争いが繰り広げられそう。
 
内野手では、センバツ準優勝の主力・黒木(明豊)や柳沢(上田西)中村(宮崎商)とドラフト候補もズラリ。大阪桐蔭のスーパーサブ・石川や國學院系列組も侮れない。
 
外野手では、選手権優勝のイケメン主将・宮坂(智辯和歌山)が話題の中心。コンタクトと長打力が増してくればプロも目指せる好素材。中西(県岐阜商)も負けず劣らず。外野手は体格や身体能力重視なのかな?という印象の面々。
 
同大学初の東都リーグ春秋連覇を達成して、黄金時代を予感させるチーム状況。その成績を反映したように良い選手が集まった。
 
🔹駒澤大学 

投手は、岡山学芸館の西村・仲村の左右二枚と、川端(創志学園)松田(広陵)と山陽勢が目白押し。更には、東海大相模のセンバツ優勝に貢献した安定感抜群の石川投手を。

 

服部(三重)真鍋(履正社)と守備型の捕手二枚に加えて、内野手では二遊間のセンス型小兵タイプを多数獲得。二遊間に収まるのかはわからないが、出村(星稜)は1〜2番を打っていた秋から、夏には名門の4番を打つまでに成長。打撃のセンスはこれらの有望選手の中でも上位にくるのでは。伸び代も含めて非常に面白い存在。

 

西本(北条)選手も、中央球界ではそこまで有名ではないものの、昨年秋の時点で報知高校野球のYouTubeに取り上げられるのだから、素材は確かなのだろう。スイングを見ても、大学で覚醒しそうな雰囲気はある。

 

同じく中軸候補としては、中京大中京のセンバツ四強に貢献した原内野手。夏の甲子園で本塁打を放った宮本(石見智翠館)伊豆(岡山理大付)らの外野手勢も期待がかかる。

 
🔹青山学院大学 
この圧倒的なネームバリューの中で一際異彩を放つのが、渡辺(金沢学院大付)投手。ただ一人甲子園未経験ながら、この少数精鋭枠に選出されたのだから、余程みどころのある投手なのだろう…とネットがザワザワしている。

この夏は遊学館に敗れたものの好投したようで、フォームもキレイな伸びしろ十分の投手といった印象。ワシも知らんかったから、ほとんどの人は知らんだろう。きっと。
 
そんなザワザワを他所に、選手権優勝投手の中西(智辯和歌山)、選手権16強入りを果たしたヴァデルナ(日本航空)と左右の好投手をしっかりと抑えているのが憎らしい。
 
次に気になるのが捕手がゼロという点。内野手、外野手の中からコンバートされる選手が出てくるのか、来年に複数の捕手を獲りにいくのか興味深い。
 
内野手の、初谷(関東一)と小田(中京)は八王子シニア時代のチームメイトで、共にクリーンアップを打った仲。松本(盛岡大附)も含めて、走力の差や守備力の違いこそあれ、中距離タイプで左打ちの三塁手をごっそり集めているところも、だいぶ尖った補強。唯一、藤原(大阪桐蔭)は遊撃手。派手な選手の中で、打線を繋ぐバイプレーヤーの役割を求められるのでは。
 
外野手は二人。東海大菅生の主砲・堀町と、星稜の飛ばし屋・中田という長打が期待できる選手が加入した。
 
🔹亜細亜大学 
投手の陣容が凄い。
左腕では、本田(東海大菅生)山城(興南)、右腕では、斎藤(武庫荘総合)肥田(享栄)古本(小松)あたりは全員ドラフト級。
 
反面、野手はそこまでのビッグネームは不在。ネット情報で環境面が知れ渡ってきたのもあるだろうし、直近のプロ輩出実績も他大学と比べるとそこまで…というところもあるのかもしれない。
 
🔹中央大学 
入ってからの事を考えるとこのぐらいの人数が丁度良いと感じるが、人数の割にはルートに幅がない印象。大体同じところから決まった人数を取っているような。それが良いか悪いかは知らない。
 
投手は左が3枚、右が2枚。
左投手はいずれも好投手タイプで、右の2人もスリークォーターとサイドで真上から投げ下ろす長身本格派タイプはゼロ。
 
捕手の目玉は野呂田(秋田中央)か。綱川(健大高崎)根岸(関東学園大付)もディフェンス型ながら良い選手。
 
内野手外野手で一番目を引くのが、皆川(前橋育英)外野手。兄弟での中大進学。素質も素晴らしい四年後のドラフト候補。他には、坪井(元阪神・日ハムなど)外野手の御子息・洸之介(創志学園)選手、繁永(大阪桐蔭)、楠原(関東一)と二遊間の好選手を獲得。
 
🔹日本大学 
一部昇格効果は絶大。ドラフト候補が複数入学を決め、来季の戦力の充実は間違いない。
 
目玉は、投手では市川(関東一)。この秋のドラフトは指名漏れながら、最速150km/hを越す速球を持つ本格派。
 
捕手の南條(報徳学園)森(中央学院)は、共に打力も光る大型捕手。内野手・外野手では、大西・山中の木更津総合の中軸を2人獲得。東(敦賀気比)飛川(花咲徳栄)畑中(鳥取城北)江口(北海)らは打力に期待。
 
更にここからが日大の底力。全国の系列校から、投手では前川(札幌日大)、玉井(日大豊山)と左右の本格派を、野手では斎藤(日大三)星(日大三)と野球エリート・日大三高の主力を獲得。長崎日大や日大高からは複数、宮崎日大、佐野日大、大垣日大からも主力が集まり、分厚い戦力を確保した。
 
一方で、また学校自体の派手なゴタゴタも。その辺りの影響が出るとすれば来春以降。日本で一番シャチョーサンを輩出するマンモス校だけに、影響は微小だろうけれども、二者択一になった時にフラれる可能性はある。
 
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東都一部は全てが出揃ったが、國學院と青山学院がバランスの良い補強という印象。

🔹拓殖大学 ★東都二部 
投手では、左腕の小林(藤枝明誠)右腕の岡野(藤代)小山(常葉大菊川)あたりが中心か。
 
野手では、大可(広島新庄)を筆頭に二遊間タイプの好選手多数。春以降レギュラー確保でクリーンアップも打った柴田(常総学院)らのスラッガータイプも。三拍子タイプの五十嵐(関東一)も好素材。よく知らんけど、宗(青藍泰斗)選手の188cm92kgという恵体は魅力。明徳ルートは今年はお休み?
 
🔹専修大学 ★東都二部 

投打ともにハイレベルな素材が、馬淵監督(息子さん)の元に集結。

 

右腕では、岡本(専大松戸)は甲子園でも実績あり。石井(秋田)、中村(仙台育英)、西川(大阪桐蔭)、大内(桐光学園)ら痩身で伸びしろのありそうな投手が多数。

 

左腕では、藤田(筑陽学園)に注目したい。夏の福岡大会では、センバツベスト8の福岡大大濠・毛利投手と投げ合い、勝利した投手。ポテンシャルでは、須藤(延岡学園)も負けていない。

 

野手では、捕手は、長身の打てるタイプが多い。

内野手では、浅野(仙台育英)、田村(享栄)の俊足巧打の左打ちに、苅部(仙台育英)、二宮(相洋)と一・二番タイプの好選手を少数精鋭で集めた印象。

 

逆に外野手は、中軸タイプがズラリ。筆頭は、松永(創生館)。下級生時から存在感抜群だった天才タイプ。3番を任せたい期待の選手。織茂(松商学園)は、選手権で1試合5安打を放ったスラッガー。寺井(桐光学園)、寺沢(志学館)もチームでは4番を任された打撃自慢。系列校からは、長島(専大北上)にも期待がかかる。

 
🔹東洋大学 ★東都二部 

投手は、左腕の太田(明豊)と河野(高川学園)が、右腕では島田(木更津総合)と松田(花咲徳栄)が中心か。

 

捕手は、選手権準優勝の檜垣(智辯学園)、センバツベスト4のいぶし銀女房・政所(天理)。内野では、大型のドラフト候補・宮下(北海)を筆頭に、選手権でも本塁打を放った三重の主砲・池田、センバツで達から本塁打の八巻(仙台育英)など。

 

外野手は、身体能力抜群の花田(大阪桐蔭)、北のスラッガー坂本(聖光学院)が双璧。秋元(木更津総合)がAOで、明徳義塾中の4番打者・月見(東洋大姫路)は東洋の内進枠?と、色々なルートでとても二部とは思えない、質量ともに揃った面々が入部を決めた。

 

さすが名門。

 

🔹立正大学 ★東都二部

投手の目玉は、150km右腕の樫村(水城)か。秋本(常総学院)、山田(横浜)、田村(昌平)など右の打たせて取るタイプが多いのは特徴的。ポテンシャルでは井坪(日大三)か。

 

捕手では、石見(関東一)や田近(大阪桐蔭)が有名どころ。内野手では、熊谷(松商学園)と武藤(帝京)がドラフト級の大物。伊藤(常総学院)や石井(専大松戸)や内囿(桐光学園)らのいぶし銀タイプも揃えた。

 

🔹国士舘大学 ★東都二部

🔹東京農業大学 ★東都二部
※大本営(上部リンク先)に記載あり。
 
近年は二部にも指名漏れしたドラフト候補の入学が多く、東洋以外の大学もそんじょそこらの地方のチームよりは凄い面々で、こちらも期待大。入替戦も復活する来季以降は、モチベーションも上がり、また混沌となるのでは。
 

首都大学リーグ
 
🔹東海大学 NEW

ソースは高校野球ドットコム

ご興味のある方はどうぞ。

半分以上は東海大附属・系列校から。
その中でも、若山(東海大甲府)投手、櫻井(東海大菅生)投手、大塚(東海大相模)遊撃手、柴田(東海大相模)内野手、榮(東海大菅生)外野手あたりはセンバツでも活躍。

東海大グループの外からでは、本格派左腕の知崎(東邦)投手、スラッガータイプの田中(市和歌山)新井(盛岡大附)廣瀬(常葉大菊川)も。

全体的に、バランスの良い補強という印象。
 
🔹武蔵大学 
 
🔹日本体育大学 
知名度では、関戸(大阪桐蔭)投手の名前がまず目に飛び込む。小中と順調なキャリアからの高校での挫折を、大学ではバネとしてV字回復できるかどうか。ここは辻コーチの手腕のみせどころ。
 
他にも、10年前では考えられないレベルの選手が入ってきている印象。正直、大学名を教えられないで選手の名前だけをリストで見せられたなら、六大学か東都?と答えてもおかしくない面々。
 
投手は、圧倒的に右投手偏重の陣容。
 
選手権でも先発した伊藤(智辯和歌山)阿波の金太郎二世・篠原らを筆頭に、安川(帝京)久保(明石商)池田(横浜商大高)中嶋(桐光学園)松田(仙台育英)ワトリー(京都外大西)竹内(高知商)など、大学でも伸びていきそうな大型右腕がズラリ。
 
捕手では、木村(仙台育英)岩田(立花学園)らのディフェンス型から田辺(常総学院)の攻撃型まで粒ぞろい。
 
内野手では、夏の甲子園準Vメンバーの竹村(智辯学園)やセンバツでは選手宣誓をした島貫(仙台育英)、楽天黒川の弟・黒川怜(星稜)や、橋本(東海大菅生)上田(東邦)らが有名どころ。
 
外野手も強烈。センバツ優勝の立役者・門馬巧(東海大相模)が目玉。杉浦(中京大中京)森田空(智辯学園)らの俊足・好守タイプはいかにも大学野球で輝きそう。野中(健大高崎)は二刀流の可能性も秘めた実戦派。ポテンシャルでは、三拍子揃った安達(横浜)が面白い。
 
競技者としては勿論、指導者への道を考えてこの大学を選ぶ選手も多い。首都大学リーグ自体のレベルも上がり、ここを勝ち抜き全国への道は楽ではないが、良い選手をただかき集めるだけの大学には真似できない、育成面のアドバンテージが魅力的に映っているのでは、という印象。
 
🔹帝京大学 NEW

ソースは高校野球ドットコム
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大型左腕・井上(金沢龍谷)投手が、まず目につく存在。外野の3人はいずれも好選手。
 
🔹桜美林大学 

佐々木千隼(M)を輩出した桜美林大。投手育成には定評があり、素材の良さはありながらも高校時代は番手クラスだった投手をモノにしていく印象。

 

有名どころでは、右の高安(花咲徳栄)と左の渋沢(桐光学園)が入学。故障さえなければ、高安はドラフト候補にも挙げられる素材。どのような成長を遂げるかは楽しみ。

 

安定感のある投手とは逆に、野手は毎年火力不足の印象であったが、今年は各高校の4番・5番タイプをガッツリ集めたガチ補強。個人的にはなかなかの衝撃。

 

内野手は、甲子園組では、関(二松学舎大付)は4番、斎藤(松商学園)も4番、野村(前橋育英)高松(浦和学院)長浜(沖縄尚学)もチームでは5番を打ち、甲子園未出場組でも山岡(日大三)は4番を打つ典型的なスラッガータイプを集中的にとった。

 

外野手では、逆に走力のある鎌倉(関東一)や小技もできる梅香(上田西)同じく甲子園組の林(北海)町田(弘前学院聖愛)とバランスタイプの選手が多い印象。そんな中、選手権でも『マッスル破壊』の中心選手として本塁打も放った平内(盛岡大附)というゴリゴリのスラッガータイプも獲得し、どんだけ獲るねんという面々が揃った。四年後の桜美林大は強打のチームとなっているかも?いないかも。

 
🔹筑波大学 
・米田(明豊)内野手
・堀江(健大高崎)外野手
 
の3名が推薦合格。
 

【東京新大学リーグ】
🔹創価大学
 
 

【神奈川大学リーグ】
🔹神奈川大学 
 
更に、昨夏千葉を大いに盛り上げた専大松戸の主砲・吉岡もこちらへ。金子と併せて、左右のスラッガーが揃った形に。附属校だけに、専大進学かと思っていただけに驚きがある。ただ、ドラフト候補を毎学年揃える同大学だけに、プロ入りも見据えての進路選択なのかもしれない。
 
その他、伊藤(日大山形)、渡辺(日本文理)もチームでは4番を務めたスラッガー。脚のある選手も揃って、機動力も絡めた破壊力のある打線を形成できそう。
 
投手では、地元・三浦学苑の上村投手のような、上背はないがパワータイプの右腕育成が上手い印象の大学で、相性が良さそう。
 
🔹桐蔭横浜大
 
🔹関東学院大学
球歴ドットコムに記載あり
ご興味のある方はどうぞ。
 
🔹横浜商科大学
 
パッと見で目立つのは、この夏にも大活躍した宮崎(愛工大名電)外野手。愛工大名電の主要ルートの一つでもある横浜商大に今年も主力打者を送り込んだ。
 
他には、猿山(向上)投手が未完の大器として魅力のある素材。180cmを越す上背から球筋の良い直球を投げ込む姿は、同大学の飯田投手の高校時代を彷彿とさせる。

【千葉大学リーグ】
🔹中央学院大学
🔹国際武道大学
🔹城西国際大学
 

関甲信リーグ
🔹上武大 
🔹白鴎大学 
🔹新潟医療福祉大学 
 
 

関西学生リーグ
🔹関西大学
🔹立命館大学
🔹近畿大学
 
 

【関西六大学野球】
🔹龍谷大学 

まずは、右投手。選手権ベスト4に大きく貢献した、岩佐(近江)が期待の星。左腕では、鹿児島大会のMVP的存在、西田(樟南)投手。金津の奪三振マシーン・藤田投手が双璧。系列校、龍谷大平安からも2人が加入し、なかなかの陣容。村上(市尼崎)も面白い存在。

 

野手では、まず目につくのが森川(健大高崎)外野手。中学時代からの超有名選手で、大型スラッガーとしてセンバツでも存在感を示した。夏は強力打線の4番に座ったドラフト候補。

 

センス型なら、山田(興国)遊撃手。履正社撃破、大阪桐蔭とも接戦に持ち込んだチームの中心選手。同じく甲子園未出場組ながら、島口(比叡山)は完全な野球エリート路線。

 

他にも、武本(神戸国際大附)、石本(天理)らはセンバツでも躍動した好選手もおり、質量ともに東都リーグあたりの選手と変わらないレベル。

 
🔹大商大 
お得意様の広陵と近江からのルートは複数人が進学。中日ドラゴンズお抱え(?)の大垣日大ルートは今年はナシ。そのルートに何となく乗りそうなのは、岡本(岐阜第一)外野手。中日が好きそうな、右打ちでパンチ力のあるタイプ。
 
投手では、夏の静岡県大会準優勝投手の鈴木(東海大静岡翔洋)石田(龍谷大平安)畑中(明徳義塾)ら速球派の右投手が目立つ。
 
捕手では、選手権8強の立役者である加藤(明徳義塾)が目玉。センバツで好リードを見せた岸野(鳥取城北)蜷川(広陵)と実力派がズラリ。
 
内野手では、センバツ優勝メンバー綛田(東海大相模)が目を引く。関山(石見智翠館)板谷(高知中央)中田(神戸弘陵)らのセンス型に加えて、中軸候補の新野(近江)原(履正社)らとバランスの良い布陣。
 
外野手では、ポテンシャルの高い夜久(神戸国際大付)福溜(ノースアジア大明桜)に選手権4強メンバーの明石(近江)など。
 
全体的に、高校時代で完全燃焼しきれなかったタイプを多く集めたような印象。あと一歩で甲子園を逃していたり、悔しい負け方をしていたり、レギュラーを完全に掴めなかったりと、素材の良さはありながらも出場機会に飢えた選手を集めて、大学生活で一化けさせようという意図に思える。チーム成績だけでもなく、ロマンだけでもなく、渋くて良い選手を集めた印象。
 
🔹京産大  

少数精鋭。河渕(市和歌山)内野手は、攻守にセンス溢れる。身体が出来上がってくれば面白い存在。

 

🔹大経大

投手よりも捕手の方が人数が多い、という独特な獲得方法。コンバート前提?

 

【その他】

🔹九産大

・柳川(九州国際大付)投手

・大嶋(西日本短大付)投手

 

🔹東北福祉大 
・滝口(日大山形)投手
・星(光南)投手
・渡辺(盛岡大附)投手→内野手
 
🔹仙台大
・渡邉(BBCスカイホークス)投手
 
🔹中京大
・秋山(仙台育英)外野手
 


🔶高校球児の進路 【社会人】
 
主な高校球児→社会人野球の進路。
 
・沢山(掛川西)投手→ヤマハ
・金井(横浜)投手→東芝
・西村(智辯学園)投手→東芝
・寺嶋(愛工大名電)投手→NTT東日本
・今仲(健大高崎)投手→Honda鈴鹿
・松本(真颯館)投手→西部ガス
・林田(津久見)投手→西部ガス
・城下(鹿児島実)捕手→大阪ガス
・宮下(大阪桐蔭)内野手→東邦ガス
・徳丸(智辯和歌山)外野手→NTT西日本
・福本(明石商)外野手→東海理化