久しぶりに、
けいすけくんから連絡がきた。
彼は、私の2歳下のミドサー男子。
私好みの細身/高身長/塩顔。
一般的にはイケメンの部類。
年収1000万円超となぎくんと並ぶデキる男だが、ホワイト企業勤めのなぎくんと違い自営経営者の彼は、多忙で時間が合わない。
付き合いだけで言うと5年くらい。
年に数回は連絡している仲。
会った回数は10回くらい。
最後に会ったのは2年前。
どんな感じだったっけ、と備忘録であるこのブログを辿る。
…うん、あぁ、そうだ。
ブログを毎回見て思うけど。
彼はやっぱりときめかないし、
良い友達？セフレ？なんだよね
そして、もう一度会った当初のブログを読む。
すると、あれ、けいすけくんて
なぎくんに似てるな、と思った
初期は全然狼にならず、
飲んだり遊ぶだけでも構わないと言ったり
仲良くなると、
やたら他の男よりも一番になりたがる。
行為の最中に名前を呼ばせる。
可愛い、綺麗と褒めてくれる。
俺たちって相性良いよね、と言う。
好きって言わせる。
私好みの外見で爽やかだし、
全部奢ってくれる。
それなのに、なぜけいすけくんは好きになれなかったのだろうか。
…………
考えてみたところ。
多分。
彼は私に執着しないからだと思う。
私を縛らないことが、
彼なりの気遣いであり、
また、彼も縛られたくない、
ということなのだと思う。
なぎくんもだが、
けいすけくんみたいなエリートはプライドが高い。
しゅきしゅきー
と
自分のことを大好きな女が好きなのだ。
そして、可愛いと思う。
勿論、その重さ、限度はあると思うが、
彼女の愛情によって承認欲求が満たされ、自分も返したくなる。
けいすけくんは、私のことを好きな気持ちもあると思うけど、プライドもあるから、そんなに好き好き言ってはこない。
仕事忙しいのもあって、そんなに誘ってもこない。
故に、私は彼からの愛情を
そんなに感じない。
だから、
都合の良い時だけ声をかける。
そういう時、彼はいつも歓迎ムードだが、
オレは一番じゃないと感じていると思う。
ので、以降もやっぱり誘ってこない。
好意の返報性、である。
心理学用語だが、
やはり自分のことを好きな人に好意を返したくなる。
好きになるのだ。
米山くんが私の事を好きじゃないと分かった瞬間、一気に冷めたのも同じ原理。
そして、なぎくんのことがどんどん好きになるのもこの原理だ。
なぎくんが大好きと言ってくれるから、
好きになる。
私が大好きと言うから、彼も私のことが好きになる。
お互い本音は縛りたいタイプだし、
そういう意味で相性が良いんだと思う。
自分が相手のことを好きでいなければ
相手は私のことを好きになってはくれない。
………………
結局。
けいすけくんには「また連絡するね」と回答して終了。
よしきくんにも、いつもなら私から声をかけている時期だけど連絡していない。
でも、彼からも特に連絡がない。
連絡がないのは、多忙もあるけど、私の気持ちが下がっていると感じているのかもしれない。
そんな私を誘うには、しっかり時間を用意しなきゃと考えて、余計誘いづらくなってるのかもしれない。
つまり、私のせいである
自意識過剰っていうか、
ポジティブだなーと思われるかもしれないが、好意の返報性に当てはめて考えれば違和感はない。
よしきくんに会いたくなったら
「会いたい！1〜2時間でも良いから会おう！」
と言えばすぐ会えると思う。
オレに会いたいのか、コイツオレのこと好きなのか、可愛いな、と思わせれば良いのである。
今はなぎくんがいるから、
言わないけど。
好きな人には、
やっぱりしゅきしゅき伝えたほうが良い。
愛してもらえるから。
と、なぎくんと付き合ってから
強く実感する私である。