カドル②翔平〜女性慣れした聞き上手〜 | 出会い系感想★イケメンを探して~

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前回の続きです。 



そんなに好みではないが、

優しい雰囲気の翔平くん。



カフェに入りまずは雑談。

分かったことは以下の通り。



・年齢の割に一人前の仕事をしている


・奥さんとは結婚5年と長い(若いのに)。奥さんがわがままでお疲れのご様子。


・直近は33歳既婚女性と1年ほど付き合うが、彼女の転勤で半年前にお別れ。


・さらに前、Tinderで24歳独身女性と付き合うが、相手が本気になってきたため、話し合いの末お別れ。その後会ってはいないが、ちょくちょく連絡はあり、無視はせず相手しているらしい。


・仕事上かなり仲良くなった顧客女性に好意を持たれ、2人飲みなど誘われたが、マズイと思い断った




…など。

感じたのは、外見に似合わず(失礼)、

女性経験が豊富であること泣き笑い



また、28という年齢にしては、大人な印象。

仕事の仕方、考え方、人への対応など。

既婚者なのもあって、そこまで相手への期待値が高くないと言うか、女性対応も上手な感じがする。    



今までに会った20代はほぼTinder。

独身なのもあったが、子供っぽかった。

自分の自慢、周りへの不満…話に出るのは「自分軸」の話ばかり。

これは米山くんも同様



翔平くんにはそれがあまりない。

自己アピールはほぼせず、聞かれたら答えるが、私の話を聞こうとする姿勢がしっかり感じられた。




…………




それならば。

一番聞いてほしい話がある。

私が今一番モヤモヤしてるのは、米山くんのことである。  

彼は米山くんより3歳下だが、年下男の心理を聞くのに参考になるんじゃないか。

と思った。




そして、米山くんの事を彼に話す。

職場の彼と、この1年くらい急接近して仲良くなったこと。

直近デートしたこと。

帰りに手を握ってしまったこと。 

相手が困ったような顔をして、ショックを受けたこと。

現在は、諦めようとしており、彼の顔を見ておらず、少し気まずいこと。。

  


翔平くんは、うんうん言いながら、ちゃんと聞いている。

そして、苦笑して言った。



「僕、それと似た経験があります、男側で笑」


「え!そうなの?どういう感じ?」   




聞くと、ほぼ同じ話だった。

彼が大学生の時。

相手はバイトの仲良しグループの女子。

2人でデートスポットに遊びに行った帰り、女子が「寒い」と言って、彼のポケットに手を入れて手を握ってきたと。


   

シチュエーションが似すぎていて、

こちらもつい興奮して聞いてしまう。




「え、一緒だ!それでどうしたの??」


「すぐ、『あ、ごめん、好きとかじゃない…』って断りました」




彼いわく、当時は女子と付き合ったこともなく、手を繋がれるまで彼女の好意に気づかなかったらしい。


出かけた場所も思いっきりデートスポットだが、デートの意識もなかったと。



これを聞き、

そういう感覚なのか…と私は知った驚き




「彼女はそう言われてどんな反応だったの?」


「『…あ、そうだよね!』って感じでした…」



女子の気持ちが分かって、胸が痛い。

そんなこと言われたら、強がってそういうしかないよね。。ショボーン



「でも、僕はその後バイトで気まずくなるのは嫌だし、その子に帰った後もちゃんとごめんねってLINEもして、その後バイトでも自分から話しかけに行きました」


「そうなんだ、それは私の方と違うね笑」


「あの時は、申し訳ないって思いました。僕は傷つけた方がフォローすべきだと思う」


「…そうだよね!」


「手を握った時の反応はどうだったんですか?」


「…困ったような、怯えたような感じ」


「何も言わなかったんですか?」


「うん、特に…」 


「その後LINEとかは?」


「ない。まぁ、元々LINEしないけど…」


「手を繋がれたら、確実に好意に気づきます。応えられないなら、ちゃんと言うべきと思いますね」




手を繋がれたら確実に好きだと気づく



それを彼から言われて、

少しほっとした気持ちになった。


私の気持ちは米山くんには伝わっている。

そう思って、ほっとしている。

私は伝わらないのが一番嫌だったんだな、と改めて感じた。


しかし、それならちゃんと回答すべきという彼の考えには同感である。




「ほんとだよね、傷ついたの私だし向こうからフォローして欲しかったな…笑」


「手を繋がれて、30歳そこそこの男がオロオロするだけって…ヤバいですよ。キモいです笑」




急に翔平くんが痛烈な事を言い、笑ってしまった。

彼の答えが面白いので、他にも色々聞いてみる。




「クリスマス付近に連日女子とお泊りした話も微妙だと思った…まあ、してないらしいけど」


「それ、絶対やってるでしょ笑」


「うーん…彼の感じだとしてなそう…私は泊まりまでして断るのは女子が可哀想と思った」


「それはそうですよね。ていうか…それ、印象良くするための発言な気がします」


「え、なんで?全然印象良くないけど!女性に恥かかせてる感じするし」


「…うーん…何か…手を出さないのが良い…みたいな、うまくいえないけど」


「まぁ、誠実って言葉は出して、ドヤってた笑」

 

「はっ…笑!その人、絶対誠実じゃないですよ!連日別の女性と泊まりの時点でおかしいし、本当に誠実な人は、自分で誠実って言わないですから!」




確かに。

誠実な人は、自分で誠実と言わない。




「僕からしたら、その人キモいっす笑」


「一緒にしないでほしい?」


「ほんとそうですね笑」




彼に話を聞いてもらえて、

とてもスッキリした私。



うん、やっぱそうだよね。

私ばかり悪いわけじゃないよね。

気まずくしたのは私だけど、フォローは米山くんがすべきだと私も思う。



だって彼がどうしたいか、わかんないし。

私にどうしてほしいかも分からない。




そんな感じで翔平くんとは、1時間半ほどカフェで話した。

初対面で、こんなにおしゃべりがしやすい、楽しいのは珍しいと感じた照れ


ちゃんと聞いている、とにかくそれを感じた会話だった。





続きます。