出会い系64・コウタ⑦〜彼の距離感〜 | 出会い系感想★イケメンを探して~

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前回の続きです。



彼と昼からフリータイムで近場のカラオケに行くことにニコニコ


 

 

……………


当日。

待ちあわせ場所に彼が既にいた流れ星



やっぱりお世辞にもイケメンとは言えず、

何度見てもときめくことはない真顔

だが、遊び友達としては問題ない。



彼が事前に予約してくれたおかげで、

休日で混みあっていたカラオケ屋だったが、スムーズに入店できた。


 

このお店は非常に綺麗で、

飲み放題メニューも下手な居酒屋よりもずっと種類も豊富で良いので、とても満足であるニコニコ

 

 

「コウタくん、ありがとう!」

 


「いえいえ!オレ、あんまり行くあてなくてうろうろするのとか、苦手で笑 今は暑いし、色々歩かせるのも申し訳ないし」

 


「コウタくん、仕事できる感じだよね!そいえば、年収高くてびっくりしたんだけど笑」


 

そう。

彼と「恋庭」というゲームをして1か月近く経ち、色んなクエストをクリアして、プロフィールがようやく全公開されたのだ。

年収欄は公開されるのが最後の方なので、最近知った。

 

 

「そうかな笑、ちょっと上の先輩とかみんな4桁いってるし、大したことないよ…」

 


「32歳でそれだけ貰えたら十分だよ!」

 


「まぁ外資系だし、オレ、ヘッドハンティングで入ったのもあるかな笑」

 と、少し得意そうな彼。

 

 

すると、頼んだアルコールが運ばれる。

 


「わーい、美味しそう!」

 

「ね、じゃぁ、乾ぱ…」

 


彼が「乾杯」いう前に、がぶ飲みしていた私泣き笑いアセアセ

 


「あ、ごめん!喉めっちゃ乾いててアセアセ

 

「あ…、いやいや笑」

 

 

この時点で彼に何も遠慮していない私。

緊張感も全くなく、自然体。

楽だなぁニコニコ

 


お昼はオムライスを注文して食べる。

彼はほとんど食べない。

 


カラオケ前に腹ごしらえしながら、彼とおしゃべり。

彼は大人しいので、私がメインで話す。

時々合いの手を入れてくれるので話しやすい。

 

 

そして時々歌うあんぐりルンルン

彼は積極的に歌わない。

アルコール飲んでたら、少し歌うのがきつくなったらしい。

(お酒は弱くないらしいが)

 


歌いつかれたら、またおしゃべり。

私も良い感じに酔ってはいて、所々記憶はないが、楽しかったと思う。


 


…………………

 

気づいたら18時。

え!意外と早い!お昼過ぎに入ったのに。。

 

 

「フリータイム20時までだっけ?ごめん、ここで夕飯も食べちゃっていいかな笑」

 


彼は全然食べないが、私は今度はカルボナーラを注文して食べる。

普段異性といるとき、あまり食べれない私だが、彼には何も感じないからか、

普通に食べれるもぐもぐ


 

少し、恋愛っぽい雑談をする。

食べながら彼の話を聞く。

 


「オレさ…恋愛って距離感をつかむのが下手で…」

 


「うん」

 


「20代前半くらいの時かな、SNSで仲良くなった子がゲームしに、家に泊まりに来たことあって」

 


「へぇー、うん」

 


「でも付き合ってなかったから、夜は普通に寝たのね。そしたら、その子が泣いちゃって、異性として見られてないみたいに思ったみたいで」

 


「へぇ……」

 


「で、その子とはそれきりになっちゃって。それで、同じミスしたくなくて。妻と初めて会った時は、観覧車乗ってて、俺からキスしたのね…」

 


「え〜初対面で!(それはちょっと…)

 


「うん、今でもそれを妻にネタにされる笑 『やべーやつきた』って思ったって(^^;」

 


「まぁね笑 でも結局結婚したわけだし、間違いではなかったんじゃない?」

 


「そうだね笑 それで…」

 


ふと、彼が近づく。


 

「つぐみちゃんのことも、頭撫でたりしたほうが良いのかな笑?」

 

 

と、彼の手が私の頭のほうに伸びてきた。

 

 



続きます。