前回の続きです。
そして、ホテルに到着。
支払いは彼にお任せする。
時間は残り1時間40分くらい。
部屋に入り、私は、シャワーを浴びる。
(舐められるわけだし…)
すぐに出て、彼にもどうぞと促すが、シャワーどころか脱ぐつもりもないらしく、歯磨きだけしている。
まぁ、時間もないしそんなもんか…
私は、下着にバスローブという姿。
ベッドの上にとりあえず横になる。
彼もベッドに乗り、真面目な顔で、
「下着…脱がして良いですか？」
と聞く。
うん、と答えて少し腰をあげ、彼が私の下着をすっと脱がせる。
照明は少し暗めにしているものの、恥ずかしさは拭えない。
以前のなめいぬくんと違って、彼は割とイケメンだし、余計恥ずかしい。
「スマホとか見てて良いんで…」
またか笑
(前回のなめいぬくんにも同じ事言われた笑)
一応スマホは手にするが、
正直集中できないし、微妙だ。
私は、枕に頭を乗せて、普通にベッドに寝る。
彼に足を開かれ、恥ずかしさMAX。
そして、彼が始める。
…………………
…………………
お！気持ちいい
！
前の子より上手だ！
なんだろ、緩急があって、舌の動かしかたが少し力強くて、弱すぎないのがイイ！
「…………………」
無言(当たり前だが)で、舐め続ける彼。
ぴちゃぴちゃ音が、卑猥で少し興奮する笑
やっぱりスマホには集中できないので、
彼の頭を手で押さえつけてみる。
(彼の希望)
「……！好きなとこに、押さえつけてください…気持ちいいとこに…強くて良いんで」
静かに言う彼。Mだ、確かに。
と、言われても、至ってノーマルな私は結構困る
ふと、彼の髪の感触が思いの外サラサラで、手触りが良いと感じる。
ベタベタのワックスをつけている男子が多い中、珍しい。
これは悪くない。
頭触られるの分かってワックスつけてこなかったのかな？
その割には髪型普通に整っててすごいな、なんて思う。
「……スミマセン、首がちょっと痛くなってきて…笑 オレ、ベッドの下に行っても良いですか？」
そうだよね笑
「あ、大丈夫だよ笑 私が端に寄れば良いかな？」
「はい…じゃここで」
そして体勢を変えて再開。
彼はベッドの下。
私はベッドの端に座った姿勢で足を開いた状態。
彼を見下ろす形。
………………
悪くない笑
！
私、少しSなのかな？
彼、爽やか男子だし、そういう子が私の支配下？(大げさ笑)にあるの、何かイイね！
でも頭押さえるより撫でてあげたくなってしまうな…。
(本来私は年下男子に優しいし←自分で言うな)
でもそれはこの子の希望じゃないし…。
てことで、また手でぐっと押さえてみる。
今度は座っているので、力がいれやすい。
「……はぁ…どう、ですか…？」
「え？あ、気持ちいいよ！上手だね」
「…いや、気分とか…こういうのさせるのどうですか…？」
「あ、悪くないね！私Sっ気ないと思ってたけど、ちょっとあるかも笑」
「……そうですよね、したことないだけで、皆そういう気持ちあると思うんですよ…ハマりそうですか？」
彼の質問の意図がよく分からず、
「そうだね…そうかもね笑」
と適当に返事。
…………………
すると、また10分くらいで首が痛いという彼。
これ、どういう体勢が楽なのかね。
「…じゃあ、上に乗ってあげようか？」
(彼の希望)
「え、良いんですか？！」
テンション低い彼のテンションが少し上がった笑
彼がベッドに寝て、私が彼の顔の上に跨がる。
いわゆる、顔面騎乗である
ちなみに、私は、これ初体験である笑
……………
……………
…ていうか…跨がるだけで
激恥ずかしいのだが…(*/□＼*)
あんなところを彼の顔に乗せるとか、気持ちいいとかより、めちゃくちゃ恐縮してしまう笑
「…これでいいのかな？どうやって動けば良い？苦しくない？」
「全然平気なので、好きに動いて大丈夫です！」
と、言われてとりあえず動く。
何かアレだな笑
気持ちいいような、悪いような笑
大事な部分に生き物がいる、
という感覚が何だか居心地悪い笑
「鼻とかに当てちゃっていいです」
「あ、うん…笑」
彼の言うとおりやってみる。
何か加減が難しい。
いや、思いっきりやっちゃって良いんだろうけどさ。。
シャワーしたばっかりで大丈夫とは思うが、
鼻にこすりつけるとか、匂いとか大丈夫かな、とか色々気になってしょうがない笑
とりあえず、また頭を鷲掴みにして押さえつけてみる。
(上からなのでやりやすい)
「………！」
彼は黙っているが満足そうではある笑
………………
しかし…気持ちよくはなれないなぁ
やっぱり笑
三浦春馬似の爽やか男子にこんなこと…！
と思えば新鮮で興奮する気持ちも皆無ではない。
だが、この顔面騎乗。
男子の逞しさカッコ良さは一切感じれないので、私的には少しコレジャナイ感じ。
なるほど。
経験してみないとわからないね
一旦、水飲み休憩。
「…やってほしいことありますか？」
と、今度は希望を聞いてきてくれる彼。
うーん。舐めるの得意と言ってたから…
「胸、なめて笑」
「わかりました」
………………
……………
うーーーん……これは、下手かも笑
正直、全く感じない。弱すぎる。
もっと強くして、と言ってみるが少しマシかな程度。
「ありがと、気持ち良かった！」
と、適当に言って終わる。
「逆にしてほしいことある？」と聞くと、
「オレ、頭を足でなでられるのが好きで…」
と、私の足元に移動し、頭を差し出す彼。
頭を踏んで、という形。
お、おぅ………。これぞM
とりあえず足で頭をナデナデ…
時々押すように踏んでみる。
「…あ！良いですね…！」
と、満足そうな声の彼。
足をエイエイと動かしながら、
良い感じに筋肉のついた腕に触れたくなって、彼の右肩を足で押してみると、
「……あ！…そこは、スミマセン…コロナワクチン昨日打ったとこで…笑」
と、ストップを入れられ、
あ、ごめんね、といって足をどける笑
「あ、そろそろ時間かな？」
「あ、そうですね……」
すると、私の足を彼がじーっと見ながら、ふくらはぎをもみだす。
？！
「オレ、マッサージもできるんで。ふくらはぎ柔らかいですね」
そういって、少しマッサージしてくれる彼。
昔よく通っていた施術者にコツを聞いたとかで、少し笑顔を見せてくれた。
なにこれ、アフターサービス？
優しいじゃん笑
「ありがと、きもちいい！」
そして、私は軽くシャワーして出る。
するとまた、歯を磨いている彼。
全然構わないけど、少し複雑な気持ちの私
(なんか汚いって思われているような…笑)
そしてホテルを出る。
元々反応も薄いし大人しいので、彼が何を考えているか分からなかったが、お互い笑顔で別れる。
サイトを数時間後見てみたが、メッセージは来ていない。
一応、お礼メッセージを送っておく。
次回会いたいかはまだわからなかったので、「また会おうね」みたいな文言は入れず。
すると、しばらくして、
「こちらこそありがとうございました！！」
とメッセージがきた。
多分また会いたいと言えば会えたと思うし、
連絡先もカカオなら交換できてたと思う。
けど、そのままにしてたら、しばらくして彼はサイトを退会していた。
それを見て、すこーし後悔した私だった(笑)