前回の続きです。
マッサージ目的で、初対面の大泉さんとホテルに行くことにした。
……………
雑談を交わしながら、部屋に到着。
「えっと…最初はどうすればいい感じですか?いつもは…?」
4人も施術経験のある彼だ。
ここからの舵取りは彼に任せよう。
彼は緊張した面持ちで、
「あ、最初はシャワーしてもらって…良いですか?」
テキパキとシャワーの温度調節や、バスタオルの用意などをする彼。
……………
健全マッサージに……
シャワーいる笑?
というツッコミはおいといて、彼の指示に従う私
シャワーを終えると、(なぜか)彼も入る。
………
健全マッサージ施術者の彼に……
シャワーいる笑?
ツッコミ所満載すぎる…笑
うん、やはり、健全だけではないのだろうな…と考える。
…………
二人ともシャワーを終え、バスローブ姿でベッドに座る。
(下着はもちろんつけている)
「えっと、まず座ってもらえますか…?頭のマッサージから…」
言われた通り、ベッドの上に座る私。
すると、彼が後ろから両手で頭を揉む。
結構がっつり笑
………
………
お!結構気持ちいい!
割とお店でやってもらうような本格的なやつ笑
「もっと強く」などと要望を伝えて5分ほどやってもらう。
「次、肩やりますね」
………
………
おお!これも中々気持ちいい!
力加減も丁度よく、まんべんなくやってくれる感じ笑
10分くらいやってくれる。
うん、チェーン店のバイトくん並みには気持ちいいと思う!
(上から目線スミマセン笑)
「じゃ、次、手をやりますね」
………
………
あれ?!!
この体勢…変じゃね笑?
やってくれたのは手のひらのツボ押し。
友達同士でもやったことあるような、相手の手のひらに両親指を置いてグッグッと押すやつね。
これ、普通正面からやるものだと思うけど、背後から抱き締められるような形でされている。
完全にバックハグ状態。
首に両手をかけられているような状態だから、若干体重かけられて重いし、肩こる…笑
そして、やや彼の腕が私の胸に触れているような…と、色々感じたが、とりあえず様子見の私
ちなみにこれらのマッサージの間、ずっと雑談をしている。
無言に気まずさを感じる私は、黙っていられないし、変なムーディな雰囲気にならないように無意識に気を遣っていた笑
「あっ…きもちいい…」みたいなエロい声も一切出さなかった笑
ただ、彼が意識しているかは不明だが、固いものが座っている私のおしりに当たっていて、少し気になった。
そりゃ、たつよね…。
この至近距離でスキンシップ…。
(……そろそろやばいか?)
と、少し警戒する笑
手のひらのマッサージは両手で10分くらいしてくれた。
こんな状況だが、彼は声色を変えずに会話はしていた。相変わらず、私を褒めていた。
「つぐみさんの目…綺麗ですよね。その大きな綺麗な目でじっと見つめられて、笑顔が素敵なんて褒めてくれるから、僕、舞い上がっちゃいましたし笑」
屈託のない感じで明るく話す彼。
でも、その優しい話し方と彼の興奮した身体が、何ともミスマッチで、
私は少し怖かった
「じゃ、次腰やるので、うつ伏せになってもらって良いですか?」
ここで座り体勢から初めてうつ伏せ体勢に。
ちょっとドキドキしながら言われた通りにする。
………
………
ん?!気持ちいい~
さっきの艶かしい雰囲気から、また健全マッサージに戻った笑!
ほっ…笑
てもみん的な感じで10分くらいやってくれて、何か割と満足してきた。
男性の力強い温かい手のひらで、やってもらうのは気持ちいい
まー、時々お尻とかめっちゃ揉まれてるけど、普通のマッサージ屋さんでも、これくらいはツボ押しであるし、全然アリ
彼も暑くなってきたのか、「エアコン温度下げて良いですか?」と聞いてくる。
「はい!」と快諾。
すると、
「じゃ、次足やるので、オイル塗っても良いですか?」
と聞かれる。あぁ、オイルマッサージ的なやつか…まぁ良いか。
「あ、はい!」
「…あと、下着履いてるなら…脱いでもらっても良いですか?」
…………
え、脱ぐの!!??
「…え、それは…きわどい所に触れるということでしょうか?」
何となくアホな質問をする私
「…あ、当たってしまうかも…しれない…ので」
彼は、その答えが想定外だったのか、ちょっと困ったような反応。
いま思えば、彼のもアホな返答だ笑
「……う~ん…そのきわどい部分のちょっと下くらいまでで良いかな~…だから、下着は…履いたままで…良いですか?」
さすがに下着まで脱いだら危険と感じ、彼に伝える私。
「あ…分かりました!」
彼も無理強いはせず、開始することになった。
…………
あっぶね~。。
この流れ、普通脱ぐんだろうな~。
空気読めない対応だが、仕方ない。
そして、オイルをつけながら、足を触る彼。
………
………
!!気持ち……よくなーい!!
本当に、なんというか、気が散っている感じだ
気もそぞろ…的な笑!
雑談も今は止まっている(気まずさもあって)。
もう、これ、おしまいで良いかな…
と思っていると、、
あれ?
ほんとーに少しずつだけど、彼の指が下着に食い込んでいる。
え、ちょっと…マジ?
「あの…何か、ちょっときわどい所…触れてるかなって…苦笑」
勇気を出して言ってみる。
だって、これ、あの、AVによくある、マッサージの流れでやられちゃうやつよ、まさに笑
「あっ…すみません…」
と、少し黙る彼。そして、
「つぐみさん…他にやってほしいこと…ないですか?」
「えっ…」
「僕、何でもやりますよ、舐めたりとか…されてみませんか?」
……!
ど、どうしよう…。正直…そんな気分でもなく…
続きます。