出会い系⑮おかだ前編~カッコ悪いちょいイケメン~ | ツグミの日記

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15人目です。






▼おかだ
・24歳、社会人2年目、金融営業
・写真はイケメン(岡田准一、生田斗真似)
・身長175センチ、細身
・メールはふつう(会話内容も可もなく不可もなく)




前回のしゅうとくんが忘れられず、似たような年齢のイケメンを探した私。



おかだくんは、私から初めにメールを送り、ちょこちょこと二週間ほどやりとりした。
そして、ちょうどタイミングが合ったこともあり、会うことになった。


やりとりで、念のため彼の写真を別バージョンでもう一枚確認しており、そこそこイケメンであることは確信していた。


お店も、(やっぱり)率先して探してくれないので、こちらから「任せても良いかな?」と頼んだところ、快く了承してくれたので、任せることに。



そして当日。





待ち合わせにほぼ同時に着いたため、お互いの服装を伝える。
私は白のカットソーに水色のスカート。


彼は、白のTシャツに黒のパンツとのこと………。


いっぱいいて探せないし(;´д`)!


水色のスカートは全然いないから、見つけてくれるの待ってようと立ち止まっている私。



しかし、彼はこない………。



遠目で、ちらちらこちらを見ている同服装の男がいる………
アイツじゃね????
なんか、背高くないけど……


すると、彼からメールがくる。

「わからないです~~話しかけてもらえると助かります(TT)」と。



めっちゃこっちみてたじゃん!!!
人見知りなのか?弱気なのか?
仕方ないから私から話しかける。



私「おかだくんですか?」


彼「あ、はい。どうも…。あ、じゃあ…お店いきますか」
ちょっと暗い。そして写真イメージとちょっと違う。






彼は…………

評価…服装:65点、体型:65点、顔:65点





うーーん、悪くもないけど…。
一般的にはちょいイケメンくらいだと思う。


身長175はない。172くらいかな。
顔は、正直、岡田くんでも生田斗真でもない。
まぁ、目鼻立ちはくっきりしてて鼻が高いから好みの人は好きな顔かもしれない。


しかし、また暗いなー。。
前回のイケメンもそうだが、メールは明るいくせに会うと暗い。
声が低くて小さくて、顔をみない。


とりあえず、彼が行きたいといっていたスペイン料理のお店に向かう。

待ち合わせ場所に指定したとこから、随分歩き、正直遠回りだった(^^;

段取りはイマイチだが、店を探してくれたわけだしと、とりあえず気にしないことにする。



到着。
お店は狭いが、雰囲気の良いバーのような感じ。
時間も早かったので、店内は混雑しておらず、円形のテーブル(二人掛け×4)に案内され、一息つく。


とりあえず飲み物と料理を頼む。
そして、会話開始。



………………………………。




段々慣れてきたようで、彼の表情も自然で明るいものになる。
ただ、基本は暗め。。



私「そいえば、私の前に会った人ってもう今は会ってないの?」


彼「………あ、なんか、そっち(サイト)の話、ここでするのってちょっと恥ずかしいっすよね///」


どうやら、自分達の近くの席に聞こえるのが恥ずかしいらしい。
………うーん、まぁ確かに出会い系やってるとか思われるの嫌かー。
(そんなにがっつり聞こえる席でもないけど)


そんな感じでサイトの話題禁止なので、彼の趣味の話とか仕事の話をすることに。。



………………しかし。
全然、興味ない!つまらない!



別に彼氏にするわけでもない、友達にしたいわけでもない、めっちゃ好みのイケメンでもない……。
そうすると、こちらがお膳立てして成り立っている話題なんて、気を遣うばかりで何も面白くないわけで。



とりあえず1時間半ほど経過した。
シーンと気まずくなることはなかったが、特に楽しくはなかった。
彼の会話力はないし(私が振った話題に自分の話だけして、こちらには全く振らない。とにかく自分の話)、モテないだろーなーと確信。





そして、じゃぁそろそろ出ようかとお会計。
伝票を見ると8200円!
まー確かに1品1品が高かったしなー。
さて、お会計どうするのかなーと彼の顔を見ると、



「えーーっと、えーーっと……」
と、何て言えば良いか分からない状態。


おそらく、おごるには高いと思ってて。
でも、いくら出してとも言いづらくて困っているのだろう。。。
…………カッコ悪い…………………(;´д`)


仕方ないので、
「じゃぁ、4000円でいい?」
と助け船を出す。



「あ、うん!」
と心底ほっとした顔になる彼。



ていうか、ほとんど飲み食いしたのオマエだし。
その上で女性からほぼ半額もらうって………
正直ナイ!!と思った。
(学生じゃないんだし)



こっちのテンションはかなり急降下。



この後、彼は友達と会う用事があるらしく残り二時間ほどしかないとは聞いていた。
帰るのか、誘ってくるのか……。




すると、彼はなんとなくホテル街へ歩き出し、
どうする?と聞いてきた。



「いやなら、別に………」
小声。
誘うのも弱気……えーん



内心、
うーーーーーんと悩んだ。
テンション下がっているし、前のしゅうとくん程好みではない。
が、正直今日はヤりたいという気持ちを持って来ていた。(下着等の準備は万端)
前回のしゅうとくんは、体の関係を持つまでの印象はかなり悪かったが、えっちはめっちゃ良かった。
もしかしたら、彼もそのタイプかもしれない……。



どうしよう…………………。




続きます。