出会い系感想★イケメンを探して~

出会い系感想★イケメンを探して~

出会い系でイケメンと出会いたい!

前回の続きです。


 

どよーん魂とした気分でトイレに向かう。



口をゆすぎ、手を洗い、用を足す。




「……………」





思い出したのは、

よしきくんとカラオケでした時の話。


※良かったら下記を読んでほしい…





あの時と似たような気持ち。

スンとした気持ち凝視



私ってただの肉benkiじゃん真顔

みたいな。




…………




部屋に戻ると、

あの時のよしきくんと同じ表情をしたなぎくんがいた。



心配そうな顔で私の様子を伺っている。




「だいじょうぶ…?」


「なぎくん、けっこう強気だよね笑」


「え、どーいうこと笑?」




隣に座ると、ぎゅーっとハグする彼。

彼が、とても焦っているのを感じる。




「…え、やだった…?」


「…私のことほんとに好きなの…?」




あの時と同じことを聞いてしまう。

なんだか悲しくなってくる。。




今日の理想は、

楽しくディナーして、

手作りクッキーでラブラブして、

甘ーいラブラブモードだった。




現実は、

暗くて狭い場所に押し込められて

ただただ一方的に肉benkiにされ、

口の中がとっても苦いエロモードネガティブ




よしきくんとの出来事は

今日の伏線だったんだろうか。



私の服に付着しないよう気を配っていたよしきくんは、今思えば、大正解な行動。

今の状況に置かれると、それを実感する。



そして、あの時、よしきくんは、



「どーでも良かったら口に出すんじゃない?」



と、言っていた。

そして、私はそんなの論外だと吐き捨てていた。




……………




ぐすっぐすん




生理前のメンタル弱々期の私。

悲しい気持ちが止まらない。




いやいや、これで泣くのはマヌケ過ぎる。

さすがに彼もちょっと可哀想だし。

そう思って、堪える。




「えっ…大好きだよ!!えっ!やだった?え!ごめんね!!」




彼が強く私を抱きしめる。

謝られると泣きたくなる。

でも、くだらな過ぎて泣きたくない。

彼の首に手を回し、顔が見えない姿勢で、涙を引っ込めようと、堪える。

マジでバカバカしい笑笑い泣き




「え、泣いてるの?」


「…いや、泣いてないけど」




彼が私の顔をぐいっと向けて、

じっと何度もガン見するもんだから

涙目がバレる。




「えーー!うそ!好きだよ!好きだよ!ごめんごめんーーー」


「何がやだったの?!おしえて?アセアセ




本気でわからず困ってる様子の彼。

普段ホテルでしてる行為と、何が違うのか、彼にはきっと分からないのだと思う。



後ろからぎゅーっと抱きしめながら、私をいいこいいこする彼。



私がぼそぼそと、



口に出すのは、

どーでも良い相手にするように思う。


男は最初より気持ちが落ちて

遠慮がなくなる。



みたいなことを言った。



すると、



それは全然違う!

好きだからしたくなる!

今が一番好きだ!



と熱く語って、

全力で全否定する彼。




…うん、まぁ。

彼の表情と態度から悪気も全く無いし、

私を好きなのも分かってはいる爆笑




「ごめんね!興奮しちゃって抑えられなくて…あと、つぐみさんもこーいうの、ちょっと好きなのかな…って思っちゃって…」




と、言いづらそうに言う彼を見て、

それもホントなんだろうなーと

伝わってはくる。



まぁね、難しいよね。

いっつも私、ドMだからね。。爆笑




「つぐみさんごめんね、大好きだから。僕のこと好き…?」


「うん…(ムス)


「これからも、いっぱい会ってくれる?」


「うん…(ムス)


「こっち、ちゃんと見てよー涙!」




片手で顎をつかまれて、彼の顔の真正面に任せられる。



…こーいうとこが、彼は強気である泣き笑い




「…ねぇ、好き?」




また彼の顔が怖い。

さっきまで情けない声出してたのに、

今度は真剣な声と表情で睨まれる。



ほんと、二重人格だよ泣き笑い泣き笑い




「うん…」



真剣さは伝わるし、もやもやするけど、好きは好きなので、ちゃんと答える。



「好き?」


「すき」



無理やり言わせてる風である泣き笑い

それで良いのか?と思ってたら、




「僕もつぐみさんが好きだよーー」




と言ってギュッとしながら、チュッチュする彼。




…なんか、もういいや泣き笑い

結局私は、彼の操り人形である。






…………




若干ムスリ顔で帰ったものの、

ずっと謝ってるし、

何か可哀想になってきて、

結局、いつも通りの雰囲気に戻った。




なぎくんて。。

憎めないんだよね泣き笑い



まぁ、いいや、もう笑