haruka sawanobori  blog


山頂に到着~


達成感で3人の表情も清々しく


今までの疲れも吹き飛んじゃいましたアップ







そしてここで昼食タイムおにぎり



乾杯~と私とNOBORIさんは



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ビール飲んじゃいましたビールハニャ~にひひ



そしておにぎりもしっかり食べて



次女はソフトクリームを食べみんながご機嫌になったところで


NOBORIさんが「次のコースはどうする?」


と、次女に聞くと


ロープウェイに乗って久能山東照宮にお参りに行きたいというので


乗り場に移動音譜





乗り場に行く途中



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「赤い靴」
作詞:野口雨情/作曲:家本居長世


赤い靴 はいてた 女の子

異人さんに つれられて 行っちゃった


横浜の 埠頭から 船に乗って

異人さんに つれられて 行っちゃった


今では 青い目に なっちゃって

異人さんの お国に いるんだろう


赤い靴 見るたび 考える

異人さんに 逢うたび 考える



と、いう歌はみなさんも良く知っていると思うんですが


この、赤い靴の女の子の像が


日本平山頂にあるんですくつ



それはなぜかというと、赤い靴の女の子は


実在する静岡市清水区の女の子だったからなんです目





くつ 名前は「岩崎きみ」ちゃん。明治35年7月15日生まれ


父親はとてもだらしの無い人だったらしく


母、「岩崎かよ」さんは未婚の母として1人できみちゃんを育てます


その後、かよさんにはかねてからの知り合いである鈴木志郎という


男性との結婚の話しが持ち上がりました


そしてきみちゃんが3歳になった頃


当時開拓地として大変注目を集めていた北海道へ渡り


その開拓へ期待を膨らませ、開拓農場へ入植します


しかしその開拓地での生活の厳しさに


かよさんは泣く泣く、きみちゃんを函館の教会で宣教師をしていた


アメリカ人のヒュイット夫妻に養女として託します


この歌の「異人さん」というのはこのヒュイット夫妻のこと

 

しかし、きみちゃんが6歳になった頃ヒュイット夫妻は


アメリカへ帰国しなければならなくなってしまいました


もちろんこの事はかよさんの耳にも入ります


かよさんの夫である鈴木志郎さんは就職先で知り合った


「野口雨情さん」と親交をもつようになります


家族間における世間話の折り、かよさんは「実は自分には今娘がいて


こんな事情でアメリカへ行ってしまった」という話しをしたそうです


幸せにアメリカで生きているきみちゃんを思った野口雨情は


「赤い靴をはいた女の子」というイメージを抱き


この歌が生まれました


かよさんは幸せでいるきみちゃんを喜ぶ反面


養女にしてしまった事への自分への責めの気持ちをこめて歌を噛み締めたそうです



しかし!実はきみちゃんは異人さんの国へは行っていなかった.


・・・行けなかったんです


なんときみちゃんは結核に犯されてしまっていたのです


当時としては不治の病


開拓地での過酷な環境も影響していたんでしょう


もちろんヒュイット夫妻は大切なきみちゃんも連れて行き


病気の療養をさせる事を強く望んでいました


しかし船に乗せてもらえません



やむなくヒュイット夫妻は東京麻布にある教会の孤児院に6歳のきみちゃんを預け


横浜港から帰国の船に乗った...という事です


(横浜の山下公園には海の方向を向いたきみちゃん「赤い靴履いてた女の子」のブロンズ像があります)

 

残されたきみちゃんはただひとり身取る人もいない古い木造の建物2階の片隅で


病魔と闘い続けました


熱にうなされ、母佳代の名を呼んだこともきっとあったでしょう


温かい母の胸にすがりたかったでしょう


けど、それもできないまま秋の夜


孤児院で幸薄いわずか9歳の生涯をとじました




母親のかよさんはきみちゃんがアメリカで幸せに暮らしていると信じ


この事実は知らされず生涯を過ごしたそうです



とても悲しい物語ですよね~しょぼん


けど、このお話のモデルきみちゃんは清水の子だったんです


日本平にいったら「赤い靴履いた女の子」の像、見てみてねにゃ




そしてここから見える景色です




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駿河湾も一望でき伊豆半島も見えるんです


富士山も見えるんだけど


この日はクッキリ見えませんでした


けど、この写真にはちゃんと富士山が写ってるんですよ~


わかるかな目


そして私が写真を撮っている間に


二人は同じポーズで休憩~ラブラブ


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つづく・・・音譜