こんにちは!またごたごたあった問題がひと段落して良い気分なので(笑)ブログを書いてみる。
ベトナム、ホーチミンで海外協力隊として活動している、かとはるです!
作業療法士ですが職種は障害児者支援で障害児リハビリテーションセンターで活動しています
さてさて、厳しい選考や試練を乗り越えて、ここまで来ているだろう私たち(笑)
どのような所で活動しているのでしょうか?
JICA用語では『配属先』と呼ばれる活動先。実は書類応募の時点から関連しているのです。
ここで適当に選ぶと後で泣きをみることに、、、、
『配属先』は受験段階では『要請』としてJICAのホームページに載っています。
募集が始まっても更に追加があるので、「自分の経歴に合った要請」がないか常にチェックすることをお勧めします。
どういうふうに探せば良いのかというと、まず自分のニードをはっきりさせること!!
私の探し方で説明してみましょう~
まず第一の優先は
1、何がしたいか→障害児、特に自閉症などの発達障害が診たい!関わりたい!
2、私の強み、経歴は何か→作業療法士として自閉症や脳性麻痺などの障害児に5年以上関わっている。
3、どんな働き方が良いか→チャレンジしたい。他各国とも関わりたい。色んな考えを吸収して勉強したい。ゆっくりまったりより忙しい方が良い。
そんなこんなで、『作業療法』という職種を選べたにも関わらず、
全体の要請の数が少なく、特に小児の要請は少ないので受かるか分からない、
小児の要請があったとしても身体障害児が主であり自閉症を見れるとは限らない。
という理由から、要請数も多く定員割れしている(笑)『障害児者支援』で受けることにしました。
しかし、苦難もあり、、、私、教員免許持ってない。。。。ので応募出来る要請は限られていました。
要請によって求められる条件が違うのです。「職務歴3年以上」「職務歴5年以上」「小中学校の免許所持」「大卒以上」など。
そして要請の中でも対象が違っていたり、働く環境や規模が大きく違っていたりします。
例えば、障害児者支援の中でも、対象疾患が精神障害に特化していたり、自閉症のみであったり、私みたいに身体障害含め様々な障害児がいるところもあったり。
配属先も就労支援施設か、特別支援学校か、療育センターであるかなど様々です。
自分が働く姿を想像してみるのが良いけど、それが大変
名前と日本でのイメージが現地と一致するかは別の問題。
その国の経済状況や、従業員の数や質は国によって違います。
私の配属先は、疾患別にクラスが分かれていて、協調運動障害クラスもあると要請書に書かれており(その後、大嘘と判明。というか翻訳ミス)
さぞ疾患に合わせた進んだ療育がされている、理学療法士もいるし、日本の療育センターを想像していました。
現地についてみると、自閉症クラスは子供20人(みんな重い)1クラスに対して先生3人で運営しているハード面も予想を超えるものでした。
そして、1日2回の食事、2時間のお昼寝、7:00~16:30まで子供を預かる所が保育所に似ているな。と思っています。
到着後から、日本でのイメージとかけ離れており、どうしたら良いか分からない状態から始まった私の活動life.....
その後、苦難は続くのです(笑)
それはさておき、同じベトナム国内でも障害児者支援で活動している人の配属先は様々です!
基盤が国であるかNGOであるか、他国の支援が入っているかで大きく異なります。
色んな施設を見学する事はおススメで、自分の配属先が国においてどの立ち位置であるか、どの規模であるか。
(うちの配属先の規模は他施設のベトナム人にとっても信じられないらしい)
他施設で上手くいっている事を取り入れてみたり、逆に自分の配属先の長所を見つけたり
活動の幅は広がります!!!
そんな、応募の時点から要請の選択に苦労した私。
今は自閉症の大きい子のクラスに入り、先生方と協力して教室運営をどのようにしていくか日々奮闘中です。
今、本音をいうと1対1のリハビリが懐かしいし羨ましい。しかし、教室に入ってみないと見えない事が分かったり、他の嬉しさもあります!
そして、学校や生活をしている、子供にとっての現場で活動できる大切さを噛みしめています!!
日本に帰ってからも、学校などに入りたいなと思っています
学校運営、教室運営、インクルーシブ教育が今の私のキーワードで勉強中です~
ベトナムに来てからも学ぶことは多いいな!!
そんな事を考えるホーチミンでの休日でした
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