防災用炊飯袋で調理する話 番外編 【訂正あり】 | すずwinterのブログ

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調理センスゼロの私のブログに、誰もそれは求めてないよ〜と思いつつ、しつこく炊飯袋調理、番外編です。



甘い物、プリンとか寒天とか、この長細〜いポリ袋に入れて固めたら、洗い物も出ないし、良さげじゃない?


というわけで、まずシンプルに水と寒天パウダーを袋に入れて30分ぐらい湯煎して冷やして見たのですが、固まらない。

湯煎じゃ無理疑惑…


いや、何でお砂糖入れない?って話なんですが、今年の健診で高血圧と一部数値が黄色信号でですね、医療機関で、取りあえず脂肪減らして筋肉増やしてみてくださいと言われてですね。

美味し〜いって感じるために入れるお砂糖の量ってスゴイんですもの〜。




でも、この調理法で「ひんやりつるん」な食べ物を作ってみたい衝動は止まずでですね。


寒天だけ先に、水と混ぜて電子レンジに掛けて1、2分沸騰した状態をつくってから、温めた牛乳と混ぜて冷やしてみました。

粉寒天と水を混ぜたの。
電子レンジブ~ン。
これを温かい牛乳の入った炊飯袋に投入。
混ぜる!
20分ぐらい茹で茹で

混ぜる時、思いっ切り混ぜたら(袋のまましつこく転倒混和。)、泡立ってそのまま固まってしまいましたね。
なんか、シワシワ〜。
食べてみると、甘くない牛乳の寒天の味覚が、頭の中の『牛乳寒天』の、見た目とがっちり結び付いた味の記憶と、ケンカするんです。

結局、ハチミツを掛けて頂きました。

うっかり何かの料理法にハマると、減量が滞るのは、本当に困る〜。




気を取り直して。

寒天といえばですよ。

私の実家のあたりの郷土料理で、醤油味のお出汁にお砂糖を加えたのに、たまごをすり流しにして寒天で固めるというデザートがあってですね。

【訂正】
『醤油味のお出汁にお砂糖を加えた』ではなく、『醤油とお砂糖で味付けした』でした。
【訂正ここまで】

直方体にキリッと切ってサーブされると、琥珀色の寒天の中に卵の筋がさーっと流れを作っているのが、なんとも涼し気な美しい一品なんですけども…

これまた炊飯袋で作ってみました😅
なんか違う。すごい違った。

材料。本当は出汁を取ってちゃんとお醤油とかお砂糖とか測って作るものなんですが、今回はお試しなので麺つゆを使用しました。
でですね、卵、器に割り入れて混ぜたら洗い物が増えちゃうよねーってことで
てっぺんだけ殻取って混ぜてみたんですけど
マドラー突っ込んだら白身が溢れて、やっぱりエッグスタンドが洗い物になったのでした。


(なんかこう、「あふれさせちゃった」って、毎度「年齢なりに成長してない自分」を痛感しちゃうんですけど、私だけ?)


といって、白身だけちょっと掬い出すとしたら、その白身をどうしたら…?
こうやって、毎度しょもないことで悩むので、何をやっても時間がかかります。


卵、他の料理だと、まず袋に卵を割り入れて外から潰しながらもみもみして、後から他の材料を混ぜていけばオッケーなんですけどね。

これは沸かした出汁に卵をすり流す料理なので…。
いや、卵の割合多過ぎおねがい

あ、でも、これはこれでですね!
美味しかったんです!
こういう料理!って思って食べられましたチョキ



あと、いろいろ試しながら小豆も煮てまして…
小豆と水だけで煮てます(一緒に写っているのはジャガイモと卵。どちらも袋の中に水も入れておかないと上手く茹で上がりません。)。

この、小豆の煮たのにも、寒天入れてみてました。
上の牛乳の寒天同様、失敗したらいやなので寒天、先に水を足して電子レンジにかけてます。

そして小豆煮に入れて再び茹でて、冷ましたのがこちら。
温かいうちに食べたら、何も味を付けてなくても美味しかったんです〜。

でも、その後冷蔵庫に保存したのを、出してそのままいただいたら、超味気なくって〜

WHY?

出来立ての美味しさはいずこへ…?





もう、なんだかんだやってるうちにいろいろ気になって来て、結局ネット情報ではもどかしくなり書籍をポチポチ。
出来た〜。
左端、牛乳。
真ん中、小豆。
(右端は卵豆腐?とにかく醤油味の出汁に卵をしっかり混ぜてから湯煎したもの。これ、最初に作ってから大好きになって、何度も作ってます。)

無味の味気無さ(←当たり前)に耐えられず、ついつい、減量の強力な助っ人、ラカントを買ってしまいました。
普段、200円より高い調味料なんてあまり買わないので(あれ?そうでもないかな?)、心臓がバクバクしましたよ。



冷ます時、茹でるのに結わえた輪ゴムのままだとしわしわに仕上がって、これが寒天としておいしくなくなっちゃうんです〜。
キレイにつるんとなるよう固めるために、端はクリップで留めて、平らな感じに形を作っておきました↑

出来た!

本当に、最初に全部まとめて入れるだけで出来ました!
(あ、小豆の方はいったん小豆だけ煮て、煮上がったら袋を開けてお砂糖と粉寒天足して、また煮てます)

というわけで、粉寒天は、袋に入れる前に一度水に溶かして沸騰させる必要はない、ということがわかりました照れ


最初の失敗は何だったのだろう…?



そして、ラカント入れたら幸せになりました。


 


 



 

 



 

 

注】↑のリンクは、まとめ買いのしか見つからなかったのでそれを貼ってますけど、スーパーで400円ぐらいで普通に買えます。




ラカント、ノンカロリーな訳ですけど、そのお陰で食べるデザートの量が増えたら、やっぱり1日に摂取するエネルギーは増えるのよね…




それにしても、これらのポリ袋調理法、本当に災害時に私は活用できるのかなぁ。


それと、洗い物が出ない代わりに、ゴミとしてのポリ袋は出るし、いったん水を温めてその中で食材を温めるという2段階の加熱法なので(お陰で上手くいく料理もあるっぽい。)、エネルギーロスがあるんですよね。



私見ですが、普段に多用する調理法ではない感じです。







おまけ。


検索してたら、↓こんな方もいました。

お鍋ひとつで定食を。


アイラップと鍋ひとつで定食を作られている記事 

すばらしい。




そして、ポリ袋調理関係ないですが、検索の途中で見掛けた、チャレンジャーな方のお話。


↓これ、私も思ってました。

生米を水で戻して食べられるか

加熱しないと、あるところで吸水が止まって食べられる(=食べてもお腹を壊さない)、ご飯にはならないのだそうです。


残念。


これについて検索して回ったら、「あまり長時間水に漬けちゃうとご飯の仕上がりが美味しくなくなる」と書いてあるとこもありました。


実は、水とお米を炊飯袋に入れたまま、24時間ぐらい冷蔵庫で保存してたのを、炊飯袋調理のやり方で炊いて食べる機会があったんですが、出来立てを頂く分には普通に美味しかったです。


私の味覚では、ですけども。