ご心配おかけしました。
おとといのブログを読んで心配してくださったみなさま、ありがとうございます。
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全員に返信できないと思うので、この場をおかりして、お礼と事情を説明させて頂こうと思います。
ニュースで知っている方もいらっしゃると思いますが、お世話になっていたゴマブックスが倒産しました。
イメージDVDのほか、5月には「株ドル名波はるかの株入門」を出版したばかりです。
出版から5ヶ月後に入金予定という契約だったため、まだ執筆料(契約印税)をいただいておらず、不本意ながら「債権者」という形となってしまいました。
昨日は債権者説明会に出席し、状況を聞いてきたところです。
ゴマブックスの説明によると、出版不況で売り上げが減少する中、新刊本を増やす自転車操業で事業運営してきたが、本の返品率が増加し、資金繰りが悪化、取り次ぎ店の売掛金が入金されず、資金がショートし、今回の事態に至ったとのこと。
事業は今後も継続し、すでに支援を検討している企業数社と話し合いをしており、今後はスポンサーの選定を進めていくとのこと。
説明会には制作にかかわってきた会社ほか、作家、ライター、翻訳家、作家の代理人などの個人契約者が大勢参加していました。
私としても、もう仕事し終えたものが振込みされないというのは痛いことで、金額も個人レベルでは小さくはない金額です。
この業界にいて、倒産は2度目です。
前回は英知出版。このとき撮り終えていたイメージDVDを買い取って出版して下さったのが、ゴマブックスでした。。。
お金が入らないショックも当然ありますが、これだけの新刊をリリースし、出版業界では準大手になると思われる企業が倒産という事態に、大きな衝撃を受けました。
今後、また本を出す提案も担当者さんに投げていましたし、今まで7年もの歳月を過ごしてきた「出版」という業種そのものが大きな危機に直面しています。
私自身、これからこの業界をメインに仕事をしていっても厳しいと、ずっと思ってはきましたが、それがはっきりと形としてやってきた感じです。
自身を見直す、いい機会でもあるな、と感じています。
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名波 はるか