続き
2005年、株価が順調に上がったのをきっかけに、信用取引に手を出した私。
(信用取引とは、証券口座に預けている株を担保にお金を借りて、株を買うことです)
しかし、スイス出張中にライブドア問題が発生し、新興市場株価が暴落
ライブドア株は持っていなかったものの、現物、信用共に新興市場銘柄を買ってる私はスイスでも追証の心配をしていました。
(追証とは担保にしている株価が下がったとき、借りることのできる金額も平行して下がり、借りられることができる金額以上の信用取引をしている場合、不足額を入金しなくてはならないこと)
スイスから日本の証券会社に問い合わせしたり、ネットで追証の有無を何度も確認したり。。。
スイスを出発するところまで追証の発生はなく、成田に戻って携帯で株価検索をすると、だいぶ各銘柄戻ってきていたので安心していたのですが、帰ってパソコンを開けて確認するとなんと「追証発生」のお知らせが。。。
私がスイスで確認したのは火曜までのお知らせで、なんと飛行機の中だった水曜日に株価が暴落し、追証が発生していたのです
帰国して家に着いたのは、1月19日木曜日。
その日(帰国当日)の18時までに660万入金って、まず無理
もともとキャッシュでそんなお金ないし、あったとしてもPC開けたときはすでに15時5分前。
振込みしたとしても15時以降の振込みは入金日が翌日になってしまうし、ATMでの現金の引き出しは1日200万までと決まってる。
よってATMで引き出して証券会社に入金するのも不可能。
完全に打つ手なし
次の日、朝一で信用取引で買った建て株すべてが反対売買(持ち主の意思に関係なく、証券会社に勝手に売られてしまうこと)され、信用取引停止、さらには反対売買で売られた株の損金を請求されるので現物株の売買をその日中に行わなくてはならないはめに。。。
思えばスイスは。。。遠かった
信用取引をする際は、担保となる現物株が値下がりしたときのことを十分考慮に入れないといけません。
まぁ当時も入れてはいたんですが、ここまで急激に暴落するとは正直「想定外」でした(懐かしの流行語大賞・笑)
ちなみに一回信用取り消しされてしまうと、しばらくは信用再開できません。
私も今は信用取引はしていないです。
ここまでくるとドラマのような1年でした。
お金について、投資について、きちんと学びたい。。。そう思うようになったのがこの辺りです。
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名波 はるか