自分の子どもが不登校
不登校を解決したい
そのゴールはどこにする?
これすごく大事
このゴールを決めないとどうなるか
毎日が苦しくなります
ある中学2年Aくんのお話
1学期が終わろうとした頃
Aくんはある日突然
学校に来られなくなりました
友達との関係も悪くなく
吹奏楽部の活動が大好き
それなのに,です
Aくんのお母さんは
大変まじめな方で
毎日担任の先生と
連絡を取っていました
その担任の先生も
若いけれど
まじめな方で
一生懸命に親身になって
やりとりをしてくれたそうです
しかし
このAくんのお母さんと
担任の先生
次第に関係が悪くなります
どんなに毎日のように
連絡を取り合っても
Aくんに変化が現れなかったのです
ここまでの話
Aくんが変われる要素
ありました
そうなんです
ないんです
お母さんと担任の先生
うまく連携をとっている
と思いきや・・・
ただ現状の確認報告と
お母さんが先生に
不安や愚痴を聞いてもらって
いただけ
なんです
毎日毎日
今日も変化がなかったです・・・
どうしましょう
的なお話しか
できていなかったようです
これじゃお母さんも
担任の先生も
苦しいでしょ
まずは
Aくん本人が
Aくんのお母さん本人が
Aくんがどうなることを目指すのか
を確認する必要がありました
例えばこんな感じ
Aくんは2年生なので
『2学期の終業式の日
学校で担任に会う』
『担任から直接
冬休みの宿題をもらう』
こんな感じかねぇ
この目標を
Aくん,お母さん,学校で共有
じゃあこの目標に向けて
どうしていけばいいのか
ちょっと道が見えたよね
毎日の連絡の取り方にも
変化が出てくるはずです!
「今日はAは一日中寝て
過ごしてました」
「それじゃあ明日は
午前中に起きてみること
頑張ってみましょうか」
お母さんも担任の先生も
毎日Aくんを見る
ポイントが見えてますよね
少しの変化も見逃さないので
お母さんがAくんを
褒めることも増えていく
Aくんも日々できることが
増えていくことで
元気のエネルギーが
貯まっていきます
ちょっとした目標を決めるだけで
苦しい毎日から解放される
ちなみに不登校解決に向けての
目標(ゴール)ですけど・・・
必ずしも教室復帰
がゴールではないですよ
我が子の姿を見て,話して
ここまでなら頑張れる
やってみる
というゴールを決めるのが大切
無理なくね
ちなみにAくんのその後
大好きな吹奏楽部の
練習に行けるようになり
それをきっかけに少しずつ
朝から登校できるようになったよ
もし今,あなたも苦しい
毎日を送っているならば
改めて我が子が目指す目標を
見直してみて
どんなちっちゃなことでも
褒める材料が増えると
苦しい毎日が
少し楽になるよ