今年も、マン島TTレースの季節になりましたね。
昨年は、100周年、そして、今年は101回目のレース。
こんなに長く続くなんて、すごいっ。
そして、私の中で、マン島TTは特別なレース。
別に、見に行ったことがあるわけでもないし、すごく関わったことがあるっていうわけでもないけど、とっても特別な感じがする。
私が、マン島TTのことを知ったのは、今からちょうど三年前。
三年前私は、田舎から東京に出てきた。
友達も知り合いもいないこの都会で、がむしゃらに働く毎日。
そんな時、知り合った人がいた。彼女はRさん。
なんだか、とても気が合って、いつもつるんでいた。
ある時彼女が、「バイクの免許一緒に取りに行かない?」と。
バイクに乗りたいと思ったことは何度もあった。
真っ赤な750のバイクに乗る大学の先輩(女性だよ)に憧れた。
(なんのバイクかは、無知すぎて知らなかったけど)
自分もかっこよくバイクに乗りたいな~。
でも、なんといっても、北国出身のわたし。
バイクより車の免許を取ることの方が急務だったし、日々の忙しさで、そんなことは忘れかけていた。
田舎での仕事を辞めようかなと思ったとき、たまたま見た映画があった。
それは「ダークエンジェル」
KAWASAKI:Ninjaj(ニンジャ)250Rに乗る主人公のマックス。
そのかっこよさを見たときに、いいな~って。自分もこんな風にかっこよく強い女性になりたいなって思った。
そして、Rさんからの一言。
「一緒にバイクの免許取りに行かない?」
もちろん、教習所に通った。
免許が取れたときは、とっても嬉しかったな~。
結果を聞くのはどきどきで、とっても緊張した。
何歳になっても試験って緊張するもんなんだな~って思った(笑
二人で、バイク屋さんに行き、バイクを買った。
Rさんが買ったのは、HONDA スティード。
私が買ったのは、KAWASAKI ゼファー。
何故か選んだのは、ワインレッド。最初のバイクは赤にするんだってずっと思ってたから。
こうして、私のライダーとしての一歩が始まった。(な~んて、大げさ!)
ちょうど、この頃、バイク関係の本を読むのが好きで、良く立ち読みをしていた。
そこで、出合った本が、「出たとこ勝負のバイク日本一周(準備編)」。
小林ゆきさんの本。
この本を読んで、すごいな~って思った。一人で旅に出るなんて。
この頃の私は、免許取り立てっていうのもあってか、バイクで出かけるって思うだけで、心臓がバクバクしてきて、緊張して、出掛けるのをやめたくなった。
精神、弱すぎ(爆
だから、こんな風に日本中を旅しちゃう女性って、すごいな~、強いなって思った。
で、彼女の本を次々を購入し始めた。
そして、「出たとこ勝負のバイク旅・海外編 バイクの島、マン島に首ったけ。」という一冊を出会った。
マン島のことを知った。
でも、この本を読んだときは、想像の中だけの島のような気がしてならなかった。
夢のような島。
そう思った。
でも、いつか行きたい。
だから、私の中で特別な島になった(のかも・・・)。
今年も、レースが始まります。
誰一人、亡くなることなくレースが終わってくれるといいなと願っています。
※マン島関係のリンク
マン島TTレース100周年 /マン島TTブログ /TT.MOTO
Wild Old Boy!! コラムのオヤジ! /小林ゆきBIKE.blog
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いつも読んでくださってありがとうございます。